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【1厘硬貨・銅貨】買取価値はいくら?平均価格&査定相場《最新版》

硬貨

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1厘硬貨・銅貨は明治時代に製造・発行された古銭です。ただ、デザインが非常にシンプルでサイズも小さいため、もしも発見したとしても、価値がないのではと思ってしまう方も少なくありません。

1厘硬貨・銅貨は、たしかに価値がほとんどないものもありますが、逆に非常にレアなものもあります。ここでは、1厘硬貨・銅貨について特徴や実際の買取相場などをまとめています。

もし1厘硬貨・銅貨を発見したら、手放す前にチェックしてみてください。

▼【画像付】1厘硬貨・銅貨の買取相場一覧▼

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目次

1厘硬貨・銅貨とは?どんな貨幣なの?

1厘硬貨・銅貨(明治6~17年)

As6673, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

1厘硬貨・銅貨とは、明治6年から明治17年まで、約11年間発行・流通していた貨幣で1厘銅貨とも呼ばれています。ただ製造されたのはそのうちの8年間で、ちなみに明治6年銘は明治7年に製造されたものです。

1厘硬貨・銅貨は新貨条例の施行にともなって製造された貨幣の一つで、最も額面が低い貨幣になります。またサイズも非常に小さく、当時でも使いづらいといわれていました。

合計で約4,400万枚発行されていますが、製造年によって発行枚数にかなり差があります。また、デザインも簡素なものであるため、偽物も多く出回っているようです。

【最新】1厘硬貨・銅貨の買取相場価格と鑑定価値一覧≪画像付き≫

1厘硬貨・銅貨は明治以降に発行された硬貨の中で、最も小さい単位の硬貨です。

ただ、製造年によって発行枚数が極端に違うため、買取相場は製造年によって大きく異なります。鑑定価値も20倍近く差が出ることもあるのです。

【1厘硬貨・銅貨(明治6~17年)】鑑定価値と買取相場価格

1厘硬貨・銅貨(明治6~17年)

As6673, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons

時代 1873年〜1884年
価値
相場 300円~1,000円
素材 銅・錫・亜鉛
画像出典 wiki「日本の補助貨幣」

1厘硬貨・銅貨は製造年・年銘によって発行枚数が大きく異なるため、鑑定価値も大きく差があります。

特に明治13年銘は発行枚数がわずか810枚ということもあり、市場に出回ることもほとんどなくプレミア級の価値があります。

【年代別】1厘硬貨・銅貨の買取価格リスト

明治6・8年前期 100円~1,000円 1,000円~3,000円
明治7・15・16・17年 30円~600円 500円~2,000円
明治8年後期 2,000円~2万円 2万円~4万円
明治9年 3万円~20万円 20万円~45万円
明治10年 5,000円~3万円 3万円~6万円
明治13年 5万円~40万円 40万円~75万円

1厘硬貨・銅貨について知るべき豆知識一覧

4箇所をチェック

1厘硬貨・銅貨は他の古銭に比べて、いろいろと特徴があります。ですので、もし1厘硬貨・銅貨が出てきたと思ったら、まずは以下の豆知識について知っておくといいでしょう。

1厘硬貨・銅貨について知るべき豆知識一覧

【豆知識1】1厘硬貨・銅貨の本物と偽物の見極め方

ポイントと書かれた紙を指差す

1厘硬貨・銅貨はデザインがシンプルであることからか、非常に偽物が多く出回っている古銭でもあります。シンプルだからこそ、本物と偽物の見極めが非常に難しいです。

1厘硬貨・銅貨は明治9年・明治10年・明治13年銘は数も少なく価値が非常に高いです。特に明治13年銘は並品でも5万円から20万円の価値があります。それ以外の年銘の並品は価値が低いですから偽物も少ないでしょう。

疑うべきはまず製造年、そして一厘の文字の自体です。本物の書体よりも文字が太かったりしますし、がんだれのつなぎ目もチェックポイントです。

ただ、本物と比べてみないと分かりにくいものですし、素人が判別するのは非常に難しいといえるでしょう。ですので、まずは信頼できる古銭専門業者に見積もりしてもらうのがベストです。

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【豆知識2】エラーの起こした1厘硬貨・銅貨はレアもの

チェック

1厘硬貨・銅貨が製造された明治時代は、貨幣の製造技術がまだ低く、稀にエラー硬貨が発見されます。エラー硬貨は非常に珍しいものであるため、非常に高い価値があります。

以下が1厘硬貨・銅貨で発見されたエラー硬貨の種類と買取相場です。

片面打ちエラー硬貨:5万円から10万円 片面しか図柄が打たれていない硬貨
印刷ズレ硬貨:2,000円程度 文字通り、印刷がズレている硬貨。ズレの幅が大きいほど価値が高くなります。
ヘゲエラー硬貨:1,000円程度 表面がめくれてしまった硬貨
陰打ちエラー硬貨:1万円から3万円 プレスの段階で別の硬貨が重なってしまい、両面が同じ図柄になってしまうもの
二重打ちエラー硬貨:3,000円程度 図柄が二重に打たれた硬貨

まとめ

硬貨

このように1厘硬貨・銅貨は製造年によって買取価値が大きく異なりますし、偽物やエラー硬貨などもあるので、価値は0円から数十万円と幅が広いです。

実際にそれを素人が判別するのは難しいでしょう。本当なら非常にレアなものであるのに、二束三文で手放してしまう恐れもあります。

そうならないためには、保管するにも売るにも、まずは信頼できる古銭買取業者に査定してもらうといいでしょう。もしかしたら、とんでもない掘り出し物かもしれません。

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