古銭鑑定団

【保存版】100円札の価値はいくら?買取価格&平均相場《全9種類》

旧百円券の裏側
古銭の種類

江戸時代には各藩が藩札を使用していましたが、最も古い100円札は明治時代初期に発行された明治通宝です。時代の移り変わりにあわせて100円札は明治通宝から姿を変えていき、最後の100円札は板垣退助の肖像画が使われたB号券になります。

現在では100円札から百円硬貨に切り替わっていますので、入手可能な古銭の100円札はいずれも人気の取引対象に数えられています。

古銭の100円札においてはどれほどの鑑定価値を期待できるのか、全9種類ある100円札の買取価格相場などを取り上げてみましょう。

100円札とはどんな貨幣?今も使えるの?

旧百円券の裏側
(画像出典:wiki「百円紙幣」)

額面100円の貨幣が基本的な古銭の100円札であって、今ではこうした100円札に代わって百円硬貨が発行されています。政府紙幣の明治通宝を含めると、古銭の100円札には以下の9種類が存在します。

  1. 図柄が鳳凰と龍の明治通宝
  2. 図柄が大黒天とねずみの旧百円券
  3. 肖像画が藤原鎌足の改造百円券
  4. 図柄が藤原鎌足と談山神社の甲号券
  5. 図柄が聖徳太子と夢殿の乙号券
  6. 図柄が聖徳太子と夢殿のい号券
  7. 肖像画が聖徳太子のろ号券
  8. 図柄が聖徳太子と夢殿のA号券
  9. 肖像画が板垣退助のB号券
ここがポイント100円札のほとんどは失効券に過ぎず、現行紙幣として使える有効券は日本銀行券のA号券とB号券しかありません。

有効券を使用しても額面通りの価値になってしまいますので、100円札は使用よりも古銭の買取査定に出す方法が向いています。

【全9種類】100円札の買取相場価格と鑑定価値一覧≪画像付き≫

全9種類ある古銭の100円札では、一部によく似たデザインも含まれますが、総じて異なる特徴を持った100円札が揃っています。100円札の図柄や取引での通称などを踏まえつつ、それぞれの買取価格相場や鑑定価値を見極めてみましょう。

【全9種類】100円札の買取相場価格と鑑定価値一覧

①【100円札(明治通宝)】鑑定価値と買取相場価格

画像なし 時代 1872年~1899年
価値 A
相場 数百万円以上
素材 紙幣
画像出典 なし

1899年12月31日が通用停止日の明治通宝は、表面の図柄が鳳凰と龍で裏面の図柄が孔雀や千鳥などの100円札です。明治通宝は寸法こそ額面に応じて異なるものの、図柄は額面にかかわらず同一といった特徴を備えています。

このような特徴は不正の横行や偽造の多発につながり、結果として明治通宝においては改造紙幣に交換されていった経緯があります。明治通宝の現存数はわずか数枚程度と推測され、明治通宝の取引事例はこれまで確かめられていません。

古銭としての鑑定価値や買取価格相場は判明していませんが、取引されることがあれば、数百万円単位かそれ以上になるでしょう。

②【100円札(大黒・旧百円券)】鑑定価値と買取相場価格

旧百円券 時代 1885年~1939年
価値 A
相場 数百万円以上
素材 紙幣
画像出典 wiki「百円紙幣」

1939年3月31日が通用停止日の旧百円券は、表面の図柄が大黒天とねずみで裏面の図柄が彩紋の100円札です。日本銀行兌換銀券と印刷されているうえに記番号が漢数字といった特徴を持ち、古銭の取引では大黒札の通称で扱われています。

旧百円券では紙質強化を果たすためにこんにゃく粉が混ぜられ、ねずみの図柄が描かれている一方でねずみによる食害が多発しました。100円札の旧百円券は廃止時の回収率が非常に高く、現存数の推測は明治通宝と同じく数枚程度になります。

旧百円券の取引実績はそもそもありませんので、古銭としての鑑定価値は推測しかできません。もしも旧百円券が取引される場合には、旧百円券の買取価格相場は数百万円単位あるいは1千万円以上になる可能性もあります。

③【100円札(藤原鎌足・改造百円券)】鑑定価値と買取相場価格

画像なし 時代 1891年~1939年
価値 A
相場 数百万円以上
素材 紙幣
画像出典 なし

1939年3月31日が通用停止日の改造百円券は、表面の肖像画が藤原鎌足で裏面の図柄が彩紋の100円札です。日本で発行された紙幣の中で最もサイズが大きく、食害の防止を踏まえて発行された経緯も知られています。

表面の図柄が眼鏡の形に見えることからメガネ百円とも呼ばれ、未回収93枚と記録されていますが、現存数は数枚程度かもしれません。

改造百円券の取引実績は存在せず、古銭としての鑑定価値は推測になりますが、数百万円以上の買取価格相場を期待できるでしょう。

④【100円札(藤原鎌足・甲号券)】鑑定価値と買取相場価格

画像なし 時代 1900年~1939年
価値 A
相場 数十万円~100万円
素材 紙幣
画像出典 なし

1939年3月31日が通用停止日の甲号券は、表面の図柄が藤原鎌足と談山神社で裏面の図柄が日本銀行の100円札です。甲号券では製造年が和暦で記載されている特徴こそ見られますが、組番号と通し番号の表記は前期甲号券と後期甲号券で大きく異なります。

前期甲号券は変体仮名の組番号と漢数字の通し番号が組み合わされていて、後期甲号券は組番号と通し番号の表記がアラビア数字になっています。

また、裏面の図柄に紫色が使われていることから、100円札の甲号券は古銭の取引で裏紫100円と呼ばれる場合も珍しくありません。

前期甲号券と後期甲号券では鑑定価値に明確な差があり、状態の良い前期甲号券なら買取価格相場は100万円を上回ります。後期甲号券の買取価格相場は数十万円ほどですが、後期甲号券でもプレミア価値を持つ100円札として定着しています。

⑤【100円札(聖徳太子・乙号券)】鑑定価値と買取相場価格

乙号券 時代 1930年~1946年
価値 C
相場 3,000円以上
素材 紙幣
画像出典 wiki「百円紙幣」

1946年3月2日が通用停止日の乙号券は、表面の図柄が聖徳太子と夢殿で裏面の図柄が法隆寺の100円札です。既に発行された兌換紙幣の合計金額を調査する過程で登場したのが、発行枚数の多さで有名な100円札の乙号券になります。

100円札の乙号券は初めて聖徳太子の肖像画を採用した日本銀行兌換券であって、古銭の取引では聖徳太子1次100円札の通称が用いられます。

その鑑定価値は状態に応じて変動しやすく、未使用品に相当する場合の買取価格相場は3,000円以上を見込めるでしょう。

⑥【100円札(聖徳太子・い号券)】鑑定価値と買取相場価格

い号券 時代 1944年~1946年
価値 C
相場 5,000円
素材 紙幣
画像出典 wiki「百円紙幣」

1946年3月2日が通用停止日のい号券は、表面の図柄が聖徳太子と夢殿で裏面の図柄が法隆寺の100円札です。図柄の基本的な構成は100円札の乙号券と変わりませんが、100円札のい号券は日本銀行兌換券ではなく日本銀行券になっています。

印刷された聖徳太子の表情や全体の彩色などには違いが出ていますし、乙号券とい号券を見分けることは難しくありません。2次100円札が古銭の取引で使われるい号券の通称として当てはまり、その鑑定価値には現存数の多さが影響を与えています。

状態が極めて良好なら買取価格相場は5,000円程度ですが、未使用のい号券でなければ額面の2倍もあり得るので注意してください。

⑦【100円札(聖徳太子・ろ号券)】鑑定価値と買取相場価格

ろ号券 時代 1945年~1946年
価値 C
相場 15,000円
素材 紙幣
画像出典 wiki「百円紙幣」

1946年3月2日が通用停止日のろ号券は、表面の肖像画が聖徳太子で裏面の図柄が法隆寺の100円札です。100円札の乙号券やい号券と比べると、肖像画の配置が表面の中央へと変更されている特徴が見て取れます。

ろ号券が印刷された時期は日本の国力が衰退した時期と重なるため、100円札のろ号券では彩色の簡略化も進んでいます。その一方で、発行開始から短期間で通用停止日を迎えていますから、ろ号券の鑑定価値は100円札の乙号券やい号券を超えます。

古銭の取引で3次100円札と称されるろ号券の買取価格相場は、状態にあわせて15,000円ほどまで高まるでしょう。

⑧【100円札(聖徳太子・A号券)】鑑定価値と買取相場価格

A号券 時代 1946年~1956年
価値 C
相場 1,500円前後
素材 紙幣
画像出典 wiki「百円紙幣」

1956年6月5日が支払停止日のA号券は、表面の図柄が聖徳太子と夢殿で裏面の図柄が法隆寺の100円札です。100円札のA号券におけるデザインは、100円札のい号券を流用したものに過ぎず、彩色の変更と新円標識の追加が主な違いに該当します。

とはいえ、A号券は民間でも印刷が実行されていますし、印刷を担った工場によって透かしなどに大幅な違いも現れたりしています。

古銭の取引で100円札のA号券は4次100円札と呼ばれますが、現在でも使える有効券なので鑑定価値はあまり期待できません。A号券の買取価格相場は高くても1,500円前後であり、安いときには額面通りになってしまいます。

⑨【100円札(板垣退助・B号券)】鑑定価値と買取相場価格

B号券 時代 1953年~1974年
価値 C
相場 500円~5,000円
素材 紙幣
画像出典 wiki「百円紙幣」

1974年8月1日が支払停止日のB号券は、表面の肖像画が板垣退助で裏面の図柄が国会議事堂の100円札です。100円札のA号券では次第に偽造被害が目立ち始め、日本銀行券に相応しい100円札として発行されたのがB号券になっています。

B号券の発行によってA号券の回収は加速し、百円硬貨の製造が始まってもB号券は平行して長く使われてきました。額面100円の100円札はB号券で最後となり、古銭の取引で100円札のB号券は板垣退助100円札と称されています。

B号券の鑑定価値には記番号が関係していて、記番号の頭部分がアルファベット1桁なら5,000円ほどの買取価格相場につながります。最初期発行ではないB号券は鑑定価値が低く、状態が良くても買取価格相場は500円程度にしかなりません。

100円札を買取査定に出す際に注意する『2つのポイント』

見積書と電卓

古銭の100円札を少しでも高く売りたいときには、古銭を売却するタイミングと売却方法の選択が重要なポイントに数えられます。買取査定を依頼する際に知っておきたい、古銭に関する注意点をそれぞれチェックしてみましょう。

100円札を買取査定に出す際に注意する『2つのポイント』

【注意点1】状態が劣化しないうちに100円札を買取してもらう

出張買取

古銭の100円札は主に以下の要因で鑑定価値が変動しています。

  • 状態
  • 現存数
  • 取引数
  • 製造エラーの有無
  • 記番号の組み合わせと配列

100円札のA号券やB号券においては、製造エラーや珍しい記番号に当てはまることで買取価格相場が跳ね上がります。その一方で、100円札の状態が劣化したり、同じ古銭の取引数が増えたりすると、100円札の鑑定価値は損なわれていきます。

劣化の防止には保管方法の見直しを役立てられますが、100円札は時間が経過したからといって簡単に買取価格相場が上がるものでもありません。

ここが注意

時間経過は劣化のリスクを増やすだけなので、100円札を見つけたら後回しにせず、状態の維持に注意しながら買取査定に出す方法が適しています。

古銭の100円札を少しでも高く売りたいときには、劣化しないうちに買取してもらうことが大切です。

【注意点2】100円札をオークションではなく買取業者に依頼する

スマホでオークションをする女性

確かにオークションで100円札を売却する方法も手段のひとつですが、オークションを活用する場合には以下のデメリットを避けられません。

オークションを活用するデメリット
  • 売上から販売手数料が差し引かれる
  • 梱包費用などが発生する
  • 発送に手間がかかる
  • 売却金額の妥当性に疑問が残る
  • 個人間取引のリスクが生じる

古銭の100円札が額面以上の金額で売れても、売却金額がそのまま利益になるとは限らないのがオークションになります。買取業者に100円札の査定を依頼する場合には、オークションの活用時を超える金額の提示も想定されるところです。

総じてオークションにはデメリットが勢揃いしていますから、古銭の100円札を売るのなら買取業者に買取査定をしてもらいましょう。なお、古銭を売れる買取業者では以下のような買取方法が実践されています。

  • 店頭買取
  • 出張買取
  • 宅配買取

手軽に100円札を現金化したい際には店頭買取が重宝しますし、家にいながら古銭の100円札を売却したいときには出張買取が役立ちます。

宅配買取は遠方の買取業者に古銭を売れる方法なので、近くに買取業者の実店舗が無い場合や家に鑑定士を呼びたくない場合にあっています。

100円札を高く売るなら”買取専門店『バイセル』がおすすめ!

バイセル

100円札を売るなら、バイセルに任せてください。先述したように、適正な価格で買取をしてくれるからです。中には、コレクターとのつながりがあり、相場以上で買取をしてくれることもあります。

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お家に眠っている古銭・紙幣があるなら、鑑定時期が遅れて損しないためにも、バイセルで正確な査定をしてもらいましょう。

まとめ

旧百円券の裏側
(画像出典:wiki「百円紙幣」)

額面100円の100円札は全9種類発行されていて、現在でも失効していない100円札はA号券とB号券の2種類に限られています。

A号券とB号券は製造エラーや記番号で鑑定価値を高められますが、失効券に当てはまる100円札のほうが基本的に鑑定価値を期待できます。

明治通宝や旧百円券の買取価格相場は数百万円単位かそれ以上なので、古銭の100円札では額面から想像もつかないようなお宝も含まれています。

ただし、鑑定価値が高い失効券はどれも現存数が少なく、明治通宝や旧百円券においてはこれまで取引実績そのものがありません。プレミア価値を持つ100円札を発見した場合には、100円札の状態が劣化しないうちに買取業者の買取査定を受けましょう。

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