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【大正小額紙幣・政府紙幣】買取価値は?平均価格&査定相場《全3種》

※当ページには一部広告が含まれています。

額面に10銭、20銭、50銭と描かれている紙幣は大正小額紙幣の可能性があります。大正小額紙幣はその名の通り大正時代に発行された紙幣で、歴史的にも価値がある紙幣です。発行されてから100年程度ですから、実際に持っている人もいるのではないでしょうか。

大正小額紙幣が発行された期間は非常に短く、特に20銭などはわずか3年しか発行されていません。そのため希少価値が高くなっている紙幣もあります。ここでは大正小額紙幣の特徴や買取価値についてまとめています。

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目次

【早見表】大正小額紙幣・政府紙幣の販売・売買価格《まとめ》

大正小額紙幣
販売店名 販売価格(参考)
Amazon 600円
楽天 3,000円~2万円
ヤフオク 400円~15万円
メルカリ 300円~4万円
ここがポイント上記の販売価格はレプリカなども含んでいます。あくまで参考程度にしておいてください。

【全3種類】大正小額紙幣の買取相場価格と鑑定価値一覧《画像付き》

【全3種類】大正小額紙幣の買取相場価格と鑑定価値一覧《画像付き》

①【大正小額紙幣10銭】鑑定価値と買取相場価格

大正小額政府紙幣

Eclipse2009 Public domain, via Wikimedia Commons

時代 1917年
価値
相場 30円から600円
素材
画像出典 wiki「小額政府紙幣」

大正小額紙幣10銭は大正政府紙幣10銭札とも呼ばれている紙幣です。大正小額紙幣の中でも最も発行枚数が多い券種のため、それほど希少価値は高くありません。

買取相場は発行年数によって差があり、最も価値が高いのが大正6年に発行されたものです。もしも未使用であれば5,000円前後の買取価格がつくこともあります。ただそれ以外の年に発行された並品だと100円以下となることも多いです。

②【大正小額紙幣20銭】鑑定価値と買取相場価格

画像なし 時代 1917年〜1919年
価値
相場 1,500円~5,000円
素材
画像出典 なし

大正小額紙幣20銭は大正政府紙幣20銭札とも呼ばれている紙幣です。大正小額紙幣20銭はわずか3年間しか発行されなかったこともあり、大正小額紙幣の中では一番希少価値が高い紙幣です。

買取相場は大正6年に発行されたものが一番高く、未使用であれば1万円近くの買取価格がつくこともあります。それ以外の年に発行された20銭札でも、状態さえよければ1,000円以上で買取価格が期待できます。

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③【大正小額紙幣50銭】鑑定価値と買取相場価格

画像なし 時代 1917年から1922年
価値
相場 100円から2,000円
素材
画像出典 なし

大正小額紙幣50銭は大正政府紙幣50銭札とも呼ばれている紙幣です。額面上は大正小額紙幣の中で最も高いもので、最長の6年間発行されています。

買取相場は大正6年に発行されたものが一番高く、未使用であれば15,000円近くの買取価格がつくこともあります。大正6年以降は年数によって徐々に価値が下がっていきますが、状態が良ければ1,000円近くで買取されます。

プレミア価格がつく大正小額紙幣の『2つの特徴』

大正小額紙幣は状態が悪ければ数百円、10円札なら数十円程度の買取額になってしまうこともあります。ただ大正小額紙幣にはプレミア価格がつく紙幣も存在します。ここではプレミア価格がつく主な2つの特徴を紹介しています。

プレミア価格がつく大正小額紙幣の『2つの特徴』

【特徴1】エラープリント

古紙幣

プレミア価格がつく大正小額紙幣の特徴の1つが、エラープリントです。エラープリントとは紙幣を製造する段階で、印刷ミスや裁断ミスとなってしまった紙幣となります。もちろん発行前にはチェックはしているのですが、稀にエラープリントが出てきます。

たとえば紙幣の上下がさかさまに印刷されていたり、ずれていたりする紙幣などがあります。また福耳と呼ばれる紙が折れたまま裁断されて、余分な紙が残ってしまっている紙幣です。

【特徴2】通し番号

調査・鑑定

プレミア価格がつく大正小額紙幣のもう特徴の1つが、通し番号があります。通し番号とは、数字やアルファベットなどで記載されている番号で紙幣によって異なります。その番号が珍しい数字や並びとなっていると、買取価格は高くなります。

たとえば12345などのように並んでいるものや、11111や22222などのように同じ数字が並んでいるものです。77777などは縁起がいいことからより高く買取されることもあります。またキリがいい番号、たとえば10000や20000なども買取価格が一気に高くなることでしょう。

《予備知識》大正小額紙幣・政府紙幣はどのような歴史や目的で作られたの?

古紙幣

大正時代までは10銭、20銭、50銭というお金は銀貨で発行されていました。ですが第一次世界大戦の特需でインフレが発生し、銀の価格が高騰し銀貨も額面以上になってしまったのです。銀貨の額面以上になってしまったため、銀貨を潰す人が増えてしまいました。

それを防ぐため銀貨に含まれる銀の含有量を減らして発行しようと思ったのですが、あまりにも銀の価格が高騰したためにそれも断念し、その代わりとして急遽発行されたのが大正小額紙幣の10銭、20銭、50銭です。

ちなみにこの大正小額紙幣は日本銀行ではなく政府が発行した紙幣のため、大正政府紙幣とも呼ばれています。当時は第一次世界大戦終結後1年までしか発行できないはずでしたが、補助通貨不足もあり数年間は発行されていました。

大正小額紙幣の50銭札は現在使用できない

禁止

現在の通貨では1円が一番小さいお金となっていますが、昔は大正小額紙幣50銭札などのように、銭という通貨もありました。今は大正小額紙幣50銭はもちろん、10銭も20銭も、他の古銭も通用力がなくなっています。

単位としては50銭札2枚で1円相当となるのですが、現在はそれでも使用することができません。これは1953年の「小額通貨の整理および支払金の端数計算に関する法律」の制定により、同年の12月31限りで使えなくなったからです。

つまり1954年1月1日より通貨としては使えなくなったのです。ただ通貨としては使えなくなっていますが、現在でも銭と厘は1円未満の金額の計算単位として外国為替などで使われています。大正小額紙幣50円札も使えませんが、古銭としての価値は額面以上にあります。

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大正小額紙幣はおよそ80年前までは利用できた通貨ということもあり、実際に持っている人もいるでしょう。ただ大正小額紙幣は紙幣の保存状態はもちろんですが、発行年によって買取価格が大きく変わってきます。

ですので、少しでも高く売りたいというのであれば、古銭についての知識が豊富な古銭買取専門店に売るのがベストです。特におすすめしたいのが古銭買取専門店バイセルです。

バイセルは独自の販売ルートを持っており、店舗を持たない買取専門店のためコストがかからず高くかいとりしてくれます。また出張買取も行っているため、全国どこにいても利用できます。

当然出張査定にかかる費用は一切無料ですから、もし買取額に納得がいかなくてお断りしてもお客様が損をすることはないのです。

まとめ

大正小額紙幣は今となっては使えない紙幣ではありますが、古銭としての価値は高く額面以上での買取が可能です。ただ同じ大正小額紙幣でも発行年が異なると買取額が大きく異なるので、しっかりとした鑑定が必要です。

しかも状態によっては1万円以上の高額で買取してくれる場合もあるので、もしも売るのならバイセルなどのような古銭買取専門店が望ましいです。ですので、価値がないと思い込まずにしっかりと査定してもらうといいでしょう。

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