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祖父母の遺品を片付けしていると、古銭や古紙幣が出てくることがあります。あまりにも古いお金であれば、これはもう使えないお金だと判断してもおかしくありません。
ですが古銭や古紙幣の中にはまだ現役で使えるものもあります。例えば40代以上の人ですと聖徳太子の1万円札などは懐かしく思うのではないでしょうか。
この聖徳太子の1万円札は今でも現役で使えるのです。他にも現在でも使える古銭や古紙幣がありますので、どういったものがあるのか調べてみました。
実は古銭や古紙幣の”一部”は今現在も使用OK
前段でも触れましたが古銭や古紙幣というのは現在でも使えるものが、一部あります。すべてではないのですが、銀行にもって行けば交換できるものもあるのです。ではどういった古銭や古紙幣が使えるのか、確認していきましょう。
【画像あり】現在は発行されていない古銭・古紙幣で使用可能なもの一覧
今現在使用されている貨幣&紙幣
ではいま現在でも使える古銭や古紙幣について見ていきましょう。昭和以降に発行された紙幣なら、今でも使えるというのも理解しやすいです。ですが明治から戦前に発行されたものでも実は6つの種類があるので紹介します。
- 旧兌換券1円券
- 改造1円券・前期
- 改造1円券・後期
- い号1円券・前期
- い号1円券・中期
- い号1円券・後期
これらの6種類は現在でも使えます。次に戦後に発行された今でも使える紙幣です。
- A号1円券
- A号5円券
- A号10円券
- A号100円券
- B号50円券
- B号100円券
- B号500円券
- B号1000円券
- C号500円券
- C号1000円券
- C号5000円券
- C号1万円券
- D号1000円券
- D号2000円券
- D号5000円券
- D号1万円券
ここまでが戦後に発行された現在でも使える古紙幣です。最後に現在使われている紙幣についても書いておきます。
- E号1000円券
- E号5000円券
- E号1万円券
以上です。
銀行で交換できる古銭&古紙幣
次に銀行で交換できる古銭や古紙幣についても紹介しておきましょう。日本には銀行といっても2つの種類があります。
日本銀行は紙幣を発行しているところで、現在発行されていない古銭や古紙幣の交換ができます。民間銀行だと現在利用できるものしか交換できません。
【画像あり】銀行で交換可能な古銭一覧
では最初に日本銀行で交換ができる古銭から確認をしていきましょう。
- 五百円白銅貨幣
- 百円銀貨幣(鳳凰)
- 百円銀貨幣(稲穂)
- 五十円ニッケル貨幣(穴なし)
- 五十円ニッケル貨幣
- 十円青銅貨幣(ギザあり)
- 五円黄銅貨幣(穴なし)
- 五円黄銅貨幣
以上となっています。これらの硬貨を日本銀行に持っていくと、交換をしてくれますが額面通りの額にしかなりません。古銭の中には価値が高いものがあり、額面以上の価値がある硬貨も多いです。
プレミア価格がついて買取額がアップするケースもあるので、素人判断はしない方がいいでしょう。基本的に古銭や古紙幣の鑑定には、専門的な知識や経験が必要だからです。
【画像あり】銀行で交換可能な古紙幣一覧
次に日本銀行で交換できる古紙幣を見ていきます。古紙幣は民間の銀行では交換してくれません。あくまでも日本銀行で交換できる点を注意してください。
- 旧壱円券(大黒天)
- 改造壱円券(武内宿禰)
- 壱円券(武内宿禰)
- 壱円券(二宮尊徳)
- 五円券(彩文模様)
- 拾円券(国会議事堂)
- 百円券(聖徳太子)
- 五拾円券(高橋是清)
- 百円券(板垣退助)
- 五百円券(岩倉具視)
- 千円券(聖徳太子)
- 五百円券(岩倉具視・昭和44年)
- 千円券(伊藤博文)
- 五千円券(聖徳太子)
- 一万円券(聖徳太子)
- 千円券(夏目漱石)
- 五千円券(新渡戸稲造)
- 一万円券(福沢諭吉)
以上です。意外と種類が多いのですが、特に最初の方に紹介したような古紙幣は、かなり価値がつく場合があります。
まとめ
現在でも使える古銭や古紙幣についてでした。古銭や古紙幣というと現在では使えないというイメージがありますが、そんなことはありません。例えばデザインが変更される前の紙幣などは当然今でも使えます。
それ以上に古い紙幣や硬貨であっても、使えるものが一部あるのです。また日本銀行に持っていけば、交換してもらえるものもあります。
ただしこうした古銭や古紙幣はプレミア価格のものもあるので、交換よりは専門家に買取してもらった方がお得です。