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心ゆくまで古銭を見る!貨幣博物館の見どころ・展示物・アクセス方法

(画像出典:貨幣博物館)

※当ページには一部広告が含まれています。

古銭や古紙幣に興味がある人や、既にコレクションをしているという人におすすめなのが貨幣博物館です。そもそも古銭や古紙幣は入手しやすいものだと、数百円というレベルで手に入れることができます。

ですが希少価値の高いものになると数百万円を超えるケースもあるので、個人収集家でも相当な資産がないと入手できません。

ですがどうしても本物を見たいということもあるでしょう。そうした時に貨幣博物館はおすすめです。

目次

【徹底解説】古銭好きな方は必ず行くべき博物館『貨幣博物館』

古銭が好きな人や興味がある人は、貨幣博物館に一度は足を運んでみるといいでしょう。歴史や文化的な資料が収集、保存されているのが特徴で、なかなか実物では見られないものも展示されている点が魅力だと言えるでしょう。

貨幣博物館とは~貨幣博物館について~

(画像出典:貨幣博物館)

(画像出典:貨幣博物館)

ではそもそも貨幣博物館とは、いったいどういう施設なのでしょうか。貨幣博物館を運営しているのは日本銀行です。正確には日本銀行金融研究所貨幣博物館という名称になります。

  • 貨幣や貨幣に関する歴史的な資料を収集して調査、研究を行っている
  • 古貨幣の収集家であり、研究科でもあった田中啓文氏が収集したコレクションが中心になっている
  • 国内だけではなく、中国や東アジアの貨幣もある
  • 第二次大戦の戦火を避けるため、収集資料が日本銀行に寄贈された
  • 日本銀行は創立100周年を記念して、貨幣博物館を開館した

といったような特徴があります。珍しい古銭や古紙幣なども実物が見られるため、コレクターのみならず足を運ぶ価値がある場所です。

【基本情報】開館時間・入館料・休館日

(画像出典:貨幣博物館)

(画像出典:貨幣博物館)

では貨幣博物館の基本的な情報を確認しておきましょう。

  • 開館時間
  • 入館料
  • 休館日

この3つの情報をまとめていきましょう。開館時間ですが、9:30~16:30までとなっています。ただし最終入館は16:00ですので注意してください。

ここが注意

休館日は毎週月曜日です。ですが月曜日が祝休日になっている場合は、開館していますので足を運べるでしょう。

また12月29日~1月4日までの年末年始は、休館日となっています。この他展示物の入れ替えなどによる臨時休館があるそうです。臨時休館については貨幣博物館の公式ウェブサイトにある、開館カレンダーで確認してください。

最後に入館料についてですが、これは無料となっています。特に条件や制限はありません。ただし入館受付をする時には警備上の理由から、X線検査装置や金属探知機による所持品検査が行われています。

【アクセス方法】貨幣博物館は東京のどこにあるのか

(画像出典:貨幣博物館)

(画像出典:貨幣博物館)

次に貨幣博物館は東京のどこにあるのかも確認しておきます。貨幣博物館は日本銀行の分館内にあります。ちなみに駐車場はありませんので、車での来館は遠慮した方がいいでしょう。

最もアクセスが良いのは、地下鉄半蔵門線の三越前駅でしょう。

  • 半蔵門線の三越前駅のB1出口を出ると、すぐ目の前に貨幣博物館がある

もう1つアクセスが良い駅は、地下鉄銀座線の三越前駅でしょう。

  • 同駅にあるA5出口から出て、目の前にある道を西側に歩いて1分

すぐ目の前に日本銀行の本店が見えています。少し離れてしまいますがJR東京駅の日本橋口からも徒歩8分の距離です。

  • 東京駅の日本橋口を出て丸の内トラストタワー方面へ
  • 永代通りを右折して、みずほ信託銀行のある角を左折
  • そのまま真っ直ぐ首都高を超えると右手に貨幣博物館がある

以上です。

【展示品】貨幣博物館の見どころを徹底紹介

4箇所をチェック

次に貨幣博物館の見どころを紹介してみましょう。

  • 1億円の重さが体験できる
  • 来館スタンプが和同開珎
  • 博物館職員にある展示解説ツアーがある
  • 日本銀行の見学ツアーがある(要事前予約)
  • 古銭が見られる
  • 時期によっては企画展が開催されている

などの見どころがあります。テレビなどでも有名なのは、1億円の重さを体験できるコーナーでしょう。1億円と同じ重さの紙束が置かれていて、そこに両手を入れて重さを体感できます。

また都合があえば是非とも利用したいのが、火曜日から金曜日の13時30分から利用できる博物館職員による展示解説です。日本の貨幣史をメインとして、無料で参加できるのが魅力でしょう。事前予約は必要ありません。

お家で楽しめる『おうちミュージアム』

(画像出典:貨幣博物館)

(画像出典:貨幣博物館)

貨幣博物館ではお家で楽しめるコンテンツ、おうちミュージアムも用意されています。昨今のコロナ禍によって気軽に外出ができなくなりました。お子さんがお家にいても、貨幣について楽しめるコンテンツとなっています。

貨幣博物館の公式ウェブサイトにアクセスして、おうちミュージアムをクリックすると中を見ることができます。

  • お札のクイズ
  • 明治時代の建物の塗り絵
  • 昔のお金と折り紙で作るお財布
  • お金にまつわることわざクイズ
  • 古文書からわかる昔のお金の単位
  • 貨幣博物館のお仕事

などのようなものが、用意されています。すべてpdfファイルになっていて、気軽にダウンロードできます。お家にプリンターがあれば、それを印刷して楽しむことができる形です。

貨幣博物館でおすすめのお土産

ポイントと書かれた紙を指差す

最後に貨幣博物館でおすすめのお土産についても記載しておきましょう。貨幣博物館ではお土産の販売も行っています。そこで人気のものを幾つか紹介してみます。

  • お札タオル
  • お札の入ったボールペン
  • お札クッキー
  • 硬貨まんじゅう

などが人気です。特にお札タオルが人気となっています。紙幣の柄がそのまま印刷されたタオルになります。

  • 1万円札の福沢諭吉タオル
  • 5000円札の樋口一葉タオル
  • 1000円札の野口英世タオル

が販売されています。中でもやはり1万円の福沢諭吉タオルが人気となっています。お札入りボールペンというのは、裁断されたお札が入ったボールペンです。現行紙幣を廃棄する時に裁断されるのですが、透明な部分がありそこに入っています。

まとめ

(画像出典:貨幣博物館)

(画像出典:貨幣博物館)

貨幣博物館についてのまとめでした。日本銀行の分館内にあるのが貨幣博物館です。貴重な古銭や古紙幣を常時展示していて、興味がある人なら一度は足を運んでおきたい場所でしょう。

古銭の中には入手困難なものも多く、それらの実物をじっくりと見ることができます。また時間があうのなら、博物館職員による館内ツアーを利用するのもおすすめでしょう。

丁寧な説明を聞きながら日本国内の貨幣について知ることができます。お土産の購入もできるので、お子さんと一緒に楽しめる場所でもあるでしょう。

この記事の監修者

堀内 秀磨のアバター 堀内 秀磨 監修者

「もっと価値を見つける」をテーマに古銭の買取現場に立ち会い価格交渉を経験。現在は古銭買取メディアの立ち上げから運営、さらに自ら古銭を売買を行うため古物商を取得(奈良県公安委員会 第641180000388号)。WEBメディアを通じて分かりにくいことを分かりやすく解説し、リユースに関する正しい知識を提供し、適切な判断ができるように情報を発信中。

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