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古銭や硬貨は多くの人の手に触れたり、空気に触れたりするだけで汚れやさびが付いて見た目が悪くなってしまいます。せっかくの古銭・硬貨を少しでも綺麗にしておきたいと思う人も少なくありません。
また、古銭・硬貨を買取してもらうため手入れをしておきたいと思う方もいるでしょう。ここでは古銭・硬貨の手入れ方法と保管方法、古銭の価値を維持する方法などをまとめています。汚くなった古銭がある方はチェックしてみてください。
古銭・硬貨の『6つのお手入れ方法』
古銭・硬貨は保管方法が悪いと汚れたり錆びたりするものです。少しでも綺麗にしておきたい方に、6つの手入れ方法を紹介します。
- 重曹で洗う
- お酢やレモン汁などの酸に浸ける
- 砂を使う
- 専用のクロスやクリームを使う
- コインクリーナーを使う
- 超音波洗浄機を利用する
1.重曹を使う
鍋に水と重曹を入れ、その中で古銭・硬貨を15分から20分煮込みます。錆が浮き上がってくるので、それを軽く拭き取れば綺麗になります。
2.お酢などにつける
銅貨の手入れ方法としておすすめなのがお酢などの酸に浸ける方法です。銅貨を酸に浸けておき、しばらくしたら歯ブラシなどで軽く磨くと錆や汚れが綺麗に落ち、ピカピカになります。銅貨以外にも黄銅貨でも同様の手入れが可能です。
3.砂を使う
身近なもので今すぐできる手入れ方法が砂を使う方法です。方法は簡単で容器に砂と古銭・硬貨を一緒に入れ、蓋をして軽く振るだけです。
砂の粒子によって古銭・硬貨の表面が削られ、錆や汚れを落とすことができますが、傷だらけになる恐れもあります。
4.クロス・クリームを使う
貴金属を磨く専用のクロスやクリームを使って手入れする方法です。研磨剤や艶出しが含まれているため、これらを使って古銭・硬貨を磨くことでピカピカになります。
大きな汚れは事前に落としておかないと逆に傷つけることになるので注意が必要です。
5.コインクリーナーを使う
古銭や硬貨などはコイン専用のクリーナーを使うことで綺麗に落とすことができます。タイプはいろいろありますが液体タイプなら古銭・硬貨を浸けておくだけで汚れを綺麗に落とせます。
日本貨幣商協同組合で販売されているものもあるので安心です。
6.超音波洗浄機を使う
古銭・硬貨は洗う方法はいくつかありますが、やり過ぎると表面を傷つけてしまう恐れがあります。それを極力少なく抑えられるのが超音波洗浄機を使用する方法です。以下が超音波洗浄機の使い方です。
- 超音波洗浄機に水と中性洗剤を入れる
- そこに洗浄したい古銭・硬貨を入れる
- 機械のスイッチをオン
- 洗浄後、古銭・硬貨を取り出し布で包んで水分をとる
注意したい点としては、中性洗剤を少しだけ混ぜることです。水だけだと錆を誘発することもありますし、多すぎるとダメージになることもあります。
減額を防ぐ!古銭・硬貨の『正しい保管方法』
古銭・硬貨の価値を少しでも維持したいという方は、手入れ方法よりも保管方法を重視しましょう。いくら手入れしても保管方法が悪ければ劣化してしまいますし、何度も手入れをすると傷もつきやすくなります。
以下が正しい保管方法と保管時の注意点です。
- 空気にできるだけ触れさせない
- 水に触れさせない
- 素手で触らない
- 密閉性の高いケースで保管
- 直射日光が当たらない場所に保管
- 湿気がこもらないよう、保管場所の換気も忘れず
- 古銭・硬貨に付いた表面の汚れは柔らかい布で優しく拭く
また古銭・硬貨を保管する場合には以下のようなアイテムを使うのがおすすめです。古銭・硬貨の価値や量に合わせて選ぶといいでしょう。
- ジップの袋
- コインアルバム
- コインホルダー
- コインカプセル
- コインケース
古銭・硬貨の価値を下げないために”洗わない”
古銭・硬貨は状態が良ければ良いほど高価買取になります。ただ、だからといって汚れや錆が付いた古銭・硬貨は洗うのはタブーです。
先述では古銭・硬貨のメンテナンス方法を紹介しましたが、これはあくまで売らずに自分の趣味として集める場合です。
綺麗なほうが見た目もいいと思いますが、古銭・硬貨は洗ってしまうと価値が下がってしまいます。研磨剤などが含まれているもので磨くと表面を削っているのと同じですし、薬品を使うと変色してしまう恐れもあります。
古銭・硬貨を売るのであれば汚くてもそのまま査定してもらいましょう。ただ買取店によっては汚れを理由にマイナス査定されるかもしれませんので、本当に価値の分かる買取店選びが重要になります。
まとめ
古銭・硬貨はちょっとした手入れ方法でピカピカになります。自分の趣味として保管しておくのであれば、正しい手入れ方法と保管方法で綺麗な状態を維持していきましょう。ただ、古銭・硬貨を売るのであれば話は別です。
古銭・硬貨は洗ったり磨いたりすると、それだけで価値が下がってしまいます。もし売るのであれば、例え汚くてもそのままの状態で査定してもらいましょう。ただ、その場合も古銭・硬貨の価値がわかる買取店で査定してもらうことが大切です。