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古銭・古紙幣が好きな方へ!古銭の知識が学べるおすすめ本《10選》

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古銭や古紙幣に興味があるという人も多いでしょう。そうした人は古銭や古紙幣に関する知識を、身につけたいと思うはずです。

ネットを使えばお手軽に知識を手に入れることができるでしょう。ですが歴史的な背景と合わせて紹介しているようなサイトは少ないはずです。

ではどうすれば古銭や古紙幣に関する知識を得られるのでしょうか。最もシンプルな方法は専門書を購入することです。そこで古銭や古紙幣の知識が得られるおすすめ本について調べてみました。

目次

古銭・古紙幣が好きな方へ!知識が学べるおすすめ本《10選》

では古銭や古紙幣が好きな人や、これから趣味としてコレクションしたいという人に向けたおすすめ本について見ていきましょう。ここでは10のおすすめ本を紹介していきます。

古銭・古紙幣が好きな方へ!知識が学べるおすすめ本《10選》

【1】日本貨幣カタログ

(画像出典:amazon)

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古銭や古紙幣に関してのおすすめ本として鉄板なのは、日本貨幣カタログでしょう。素人から玄人まで手元に置いておきたい一冊です。この本を発行しているのは日本貨幣商協同組合になります。

日本貨幣商協同組合とは、コイン専門店などが集まって作っている団体のことです。では特徴を見ていきましょう。

  • 昭和42年から毎年発行されている専門書
  • 日本貨幣商協同組合が写真や最新の買取相場などを記載している
  • 歴史的な背景などにも言及がある
  • 国内で情報が豊富な本といっても過言ではない

毎年発行されているものなので、これから新しいものを手に入れるのも良いでしょう。バックナンバーが欲しい場合は古書店などを利用してください。

【2】週刊日本の貨幣コレクション

(画像出典:amazon)

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古銭や古紙幣に関するおすすめ本としては、週間日本の貨幣コレクションもあります。これは初心者にもおすすめできるものです。

古銭や古紙幣に関する雑学や歴史的な背景などを知れるので、あまり興味がない人でも楽しめるでしょう。特徴は以下のようになります。

  • 創刊号のみ190円、2号以降は999円
  • イラストや写真などフルカラーで楽しめる
  • 精巧なレプリカ古銭がおまけでついている
  • バインダーもセットになっている
  • 貨幣に関する豆知識や雑学が豊富
  • 歴史とリンクした貨幣の背景がわかる

古銭や古紙幣そのものというよりも、その背景にある歴史や雑学部分が中心になっています。レプリカになりますが、入手しにくい古銭がコレクションができるというのも魅力的でしょう。

【3】コインと紙幣の事典

(画像出典:amazon)

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古銭や古紙幣をビジュアルから知りたい人へのおすすめ本は、コインと紙幣の辞典というものです。写真や図解が非常に多いので、ビジュアル的に知りたいという人へのおすすめ本になります。

  • 簡単な古銭や古紙幣の歴史が記載されている
  • 古銭や古紙幣のビジュアルが豊富
  • 古今東西の500種類を超える貨幣の写真がある

といったような特徴を持っています。先に紹介した書籍と比較すると、やや古銭や古紙幣に関する情報量は不足しているかもしれません。

ですがその分ビジュアル的に見られるので、写真を見るのが好きな人におすすめです。価格も2500円なので入手しやすいでしょう。

【4】お宝貨幣なんでも読本

(画像出典:amazon)

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古銭や古紙幣に興味を持つきっかけになったとする人が多いのが、テレビ東京系列で放送されているなんでも鑑定団でしょう。このなんでも鑑定団でお馴染みのコイン鑑定士である竹内俊夫氏の著書が、お宝貨幣なんでも読本です。

ちなみに竹内俊夫氏といえば、東京は銀座で50年以上の業歴を持つ銀座コインの店主でもあります。コインそのものと言うよりは、鑑定のポイントなども書かれているのが特徴でしょう。

  • 貨幣に関する情報が記載されている
  • これからコレクションをしたい人に向けたおすすめ本
  • 価格は1800円
  • 竹内俊夫氏のファンにもおすすめ

他にもこうした特徴がある本です。どちらかと言えば、既にコレクターである人よりも、これからコレクションしたいと考える人向きな内容になっています。

【5】紙幣と硬貨BEST200

(画像出典:amazon)

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古銭や古紙幣を知りたいのなら、紙幣と硬貨BEST200もおすすめ本の1つです。表紙のアオリが、貨幣を制する者が歴史を制すとなっています。つまり歴史から見た貨幣という存在に焦点が当てられている本です。

  • 戦国大名や江戸時代の貨幣についての考察がある
  • 歴史的に見た経済と貨幣の関係性
  • 江戸幕府の経済政策がわかる
  • 価格が950円と入手しやすい

などのような特徴があります。古銭や古紙幣そのものと言うよりも、歴史的な関わりであったり、経済的な政策との関わりなどがメインです。

そのため古銭や古紙幣が好きという人だけではなく、日本史が好きな人から見ても興味深い内容だと言えるでしょう。

【6】月刊キュリオマガジン

(画像出典:amazon)

(画像出典:amazon)

古銭や古紙幣のコレクターの間では鉄板とも言えるおすすめ本が、月刊キュリオマガジンでしょう。切手や刀剣、アンティークに古銭と古紙幣などコレクターズアイテムを対象とした雑誌です。

  • 誌面上のオークションが人気
  • 月ごとに対象となるコレクターズアイテムは異なる
  • 古銭や古紙幣に関する連載がある
  • 様々な情報が掲載されているので読むだけでも楽しい

月刊キュリオマガジンにはこうした特徴があります。コレクターの間では誌面上で行われているオークションが人気です。

初心者が参加するにはハードルが高いかもしれません。ですが入手が難しいものが出品されていることもあり、高い人気を誇っています。

【7】Standard Catalog of World Coins

(画像出典:amazon)

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Standard Catalog of World Coinsもおすすめ本の1つです。海外が発行しているコレクターや専門店向けの本になります。その厚さから電話帳とも言われているもので、カタログとありますが実際には辞典のようなものです。

  • 100年ごとに世界で発行されたコインが1冊にまとまっている
  • どちらかと言えばコレクター向けのアイテム
  • 国別(アルファベット順)、額面(小さい順)で掲載される
  • 調べたい国、額面から該当するコインを探す
  • 英語表記である

初心者やこれからコレクションを始めたいという人にはおすすめできません。辞典形式になっているので、プロの人が基本的には利用するものです。ただ取引などにも興味があるのなら、購入して確認してみてもいいでしょう。

【8】日本貨幣・紙幣収集辞典

(画像出典:amazon)

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古銭や古紙幣好きな人のバイブルとも呼べるのが日本貨幣・紙幣収集辞典です。学術書の資料としても使われるほどで、様々なデータが記載されています。古銭や古紙幣が好きなら、どちらも入手しておきたい本だと言えるでしょう。

  • 日本貨幣収集辞典と日本紙幣収集辞典がある
  • 日本貨幣収集辞典の価格は1万9800円
  • 日本紙幣収集辞典の価格は6170円

1400点以上にも及ぶ貴重な写真があり、単純に読み物としても面白いのがこの2冊です。

特にスゴいのは国内の紙幣のみならず、各国の軍票なども記載されている点でしょう。カラーで紙幣を見ることができ、歴史的な価値なども知ることができる良書です。

【9】月刊「収集」

(画像出典:月間収集)

(画像出典:月間収集)

知名度は低いですが月間収集も、古銭や古紙幣を知るためのおすすめ本です。書信館出版という会社が発行しているもので、貨幣収集に関連した書籍になります。

国内だけではなく、海外の古銭や古紙幣についての記事も楽しめるのが特徴でしょう。

  • 毎月1500点以上もの出品がある誌面入札コーナーがある
  • 出品物はすべて社外の専門家で鑑定会議を通ったもののみ
  • 古銭に関する情報なども楽しめる

基本的にはコレクター向けの書籍です。特に誌面入札については人気が高く、信頼もできるのでコレクションを増やしたい人におすすめできます。読み物としても面白い本ですので、初心者でも楽しむことができるでしょう。

【10】古銭と紙幣 収集と鑑賞 無文銀銭から現行貨幣まで

(画像出典:amazon)

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最後に古銭と紙幣―収集と鑑賞 無文銀銭から現行貨幣まで、というおすすめ本を紹介しておきましょう。著者が矢部倉吉氏です。東京の町田市にある旧家出身で、幼少期から古銭に親しんでいた人で、古銭コレクションや鑑定士としても有名です。

古銭と紙幣―収集と鑑賞 無文銀銭から現行貨幣までの内容としては、日本の貨幣史上に登場する主な古銭を取り上げています。また貨幣の流通などに関する説明もあり、専門的な側面も知ることが可能です。

  • 2004年に発行されているため新品の購入が難しい
  • 主要な古銭は原寸で掲載されている
  • 国内の古銭や古紙幣についての情報が豊富

ある意味でこの本もコレクターズアイテムだと言えます。おそらくですが現在は廃盤になっているため、新品の入手機会は少ないでしょう。プレミア価格がついていることもあるので、古書店などで見つけた時は購入してもいいかもしれません。

まとめ

本

古銭や古紙幣について理解できるおすすめ本についてでした。テレビ番組などをきっかけにして、古銭や古紙幣に興味を持つ人も少なくありません。

そうした人が読むべきおすすめ本ならば、日本貨幣カタログは鉄板でしょう。この本を読むだけで、概要を知ることはできます。

それ以上に詳しいことを知りたい場合は、自分の興味に合わせて本を選んでいくといいでしょう。単純に読み物として面白い本も多く、特に歴史と貨幣の関わりについて書かれたものは、歴史好きにとっても貴重な本となります。

この記事の監修者

堀内 秀磨のアバター 堀内 秀磨 監修者

「もっと価値を見つける」をテーマに古銭の買取現場に立ち会い価格交渉を経験。現在は古銭買取メディアの立ち上げから運営、さらに自ら古銭を売買を行うため古物商を取得(奈良県公安委員会 第641180000388号)。WEBメディアを通じて分かりにくいことを分かりやすく解説し、リユースに関する正しい知識を提供し、適切な判断ができるように情報を発信中。

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