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【2円金貨・硬貨】買取価値はいくら?平均価格&査定相場《全2種類》

2円金貨
古銭の種類

古銭の中でも特に価値が高いのが金貨です。古銭としての価値に加えて、金そのものの価値があるためです。ここでは明治時代に発行されていた2円金貨・硬貨について調べてみました。

江戸時代には各藩による偽造貨幣が氾濫していて、幕末になると貨幣制度はかなり混乱していたのです。

そのため明治政府は国際的な信頼を得られるための貨幣制度を早急に作る必要があり、その折りに発行された1つが2円金貨・硬貨になります。古銭としての価値や買取価格の相場なども合わせて見ていきます。

2円金貨・硬貨とは?どんな貨幣なの?

2円金貨
(画像出典:wiki「日本の金貨」)

2円金貨・硬貨とは明治4年から発行されたものです。純度90%のものを使うと定められています。

ただ金貨の流出などもあり、金本位制が崩れたことから従来のものよりも、縮小された2円金貨・硬貨というものも発行されています。

ここがポイント現在ではプルーフ硬貨として発売されることがある金貨・硬貨ですが、明治時代には発行したと公式の記録は残っていません。ただ製造初期はイギリスから技術師を招いていました。

イギリスでは貨幣製造とプルーフ硬貨の製造は伝統であったことから、製造されていた可能性があります。もし見つかれば、かなりの価値がつくでしょう。

2円金貨・硬貨の古銭としての価値なのですが、実は2008年に半額まで落ちました。

第二次世界大戦中に国民から供出された金貨は金地金という扱いで財務省に保管されていたのですが、2005年から2008年にかけて金貨を放出したのです。そのため一気に古銭としての価値が下がることが起こっています。

【全2種類】2円金貨・硬貨の買取相場価格と鑑定価値一覧≪画像付き≫

先にも述べたように2円金貨・硬貨は、製造はされていたものの初期に製造されていたものと、縮小されて製造されたものの2つしか種類はありません。この2つの金貨にはどのような価値の違いがあるのかを見ていきます。

【全2種類】2円金貨・硬貨の買取相場価格と鑑定価値一覧≪画像付き≫

①【2円金貨・硬貨(明治3年・大型)】鑑定価値と買取相場価格

2円金貨 時代 1871年
価値 A
相場 30万円~50万円
素材
画像出典 wiki「日本の金貨」

明治3年に発行された2円金貨・硬貨が通常サイズのものです。この通常サイズのものは、この年にしか発行されていません。

そのため古銭としての価値が高いのではと考えがちですが、実は発行枚数が多いためそこまでの価値はありません。

【2円金貨・硬貨(明治3年・大型)】鑑定価値と買取相場
  • 旧2円金貨・硬貨の未使用品買取価格相場は6万円~10万円前後
  • 旧2円金貨・硬貨の美品買取価格相場は3万円~5万円前後
  • 旧2円金貨・硬貨の並品買取価格相場は5000円~2万円前後

以上が平均的な買取価格の相場となります。

②【2円金貨・硬貨(明治9年・小型)】鑑定価値と買取相場価格

2円金貨 時代 1871年
価値 A
相場 30万円~50万円
素材
画像出典 wiki「日本の金貨」

明治9年から明治13年の間に発行されていた、2円金貨・硬貨が縮小版となります。見た目の図柄は表に龍で裏は日章と八稜鏡と同じものとなっています。

通常版と比較して発行枚数が、極端に低いことから古銭的な価値がかなり高いです。

【2円金貨・硬貨(明治9年・小型)】鑑定価値と買取相場
  • 2円金貨・硬貨の未使用品買取価格相場は500万円~750万円前後
  • 2円金貨・硬貨の美品買取価格相場は300万円~350万円前後
  • 2円金貨・硬貨の並品買取価格相場は100万円~250万円前後

次に明治10年発行と明治13年発行の買取相場を確認します。

【2円金貨・硬貨(明治10年・明治13年)】鑑定価値と買取相場
  • 2円金貨・硬貨の未使用買取価格相場は700万円~900万円前後
  • 2円金貨・硬貨の美品買取価格相場は350万円~500万円前後
  • 2円金貨・硬貨の並品買取価格相場は150万円~300万円前後

かなりのお宝古銭だと言えます。

2円金貨は過去のオークションで1000万円以上の落札価格になったことも!

先にも述べたように2円金貨・硬貨は、古銭的な価値が非常に高いものの1つです。2004年から2008年にかけて財務省が保有していた金貨を放出したともお伝えしましたが、合計で32683枚もの硬貨がオークションにかけられました。

市場価格が半額程度にまで下がりましたが、それでも2円金貨・硬貨の縮小版は高い価値をつけています。なぜならこの財務省放出のオークションでも、87枚しか出品されていなかったためです。

その結果オークションで3210万円という超高額の落札価格となったことでも、一躍有名になりました。

2円金貨・硬貨を所有している方へ!取扱いは注意して

禁止

2円金貨・硬貨や所有しているのなら、保管方法には注意する必要があります。金という金属は非常に安定しているため、酸化などはかなりしにくいです。ですが柔らかいため杜撰な管理をしていると、折角の価値が下がるかもしれません。

2円金貨・硬貨の”変色”に要注意

日本の記念コイン

基本的に2円金貨・硬貨は金の含有量も多いため、酸化して変色することは少ないです。ただ含有している別の金属が酸化することで変色するリスクがあります。

研磨剤などを使うと汚れを落とすことは可能です。ただし表面に傷がついてしまうと、価値が損なわれてしまいます。

特に縮小版の2円金貨・硬貨は、古銭的な価値が非常に高いので敢えて価値を落とす意味もありません。そのためには保管方法に注意をして、変色しないように気をつける必要があります。

2円金貨・硬貨を保管するおすすめの方法

4箇所をチェック

では2円金貨・硬貨を劣化させることなく保管するには、どのようにすればいいのでしょうか。代表的な3つの方法を紹介します。

  • アルバムやホルダーを使う
  • ジッパーの袋を使う
  • 専用ケースを使う

この3つで最も手軽なのは古銭や硬貨などを保管するためのケースを使うことです。アルバムやホルダーが代表的なもので、これらを使えば触れることなく2円金貨・硬貨を鑑賞することができます。

専用のホルダーを用意するよりもお手軽な方法としては、食品などを密閉保存するための袋を使うといいでしょう。ジッパーのついたタイプは2円金貨・硬貨を入れるのに、ちょうどよいサイズの小袋が販売されています。

最後に古銭や金貨などを保管する専用のケースを使うことです。傷がつきにくく、衝撃にも強いため保管場所としては最適でしょう。

ただし1つのケースにつき、1枚しか保管できません。またケース1つが高額であるのもネックになるかもしれません。

まとめ

2円金貨
(画像出典:wiki「日本の金貨」)

明治時代に発行された2円金貨・硬貨の古銭的な価値や買取相場についてのまとめでした。2円金貨・硬貨には通常サイズと縮小版の2種類しかありません。

前者の方は発行枚数が多く、古銭的な価値としてはそこまで高くありません。ですが後者の縮小版は発行枚数が少ないため、非常に高い古銭的な価値を持っています。

財務省放出オークションでは、3000万円を超える落札額を記録しました。保管状態で買取相場も左右されるため、しっかりと保管することも大切です。

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