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古銭『貿易銀』の種類一覧!買取価格・平均相場・価値【まとめ】

アメリカ銀貨
古銭の種類

貿易銀の買取価格相場は、今がピークと言われています。わずか数年間だけ発行された貿易銀ですが、流通量が少ないので収集家達から人気があります。

これまでは比較的買取価格相場が高めで推移していましたが、今後はその相場も下がってくると予測されています。そのため貿易銀を持っている人は、今のうちに売るのがお得です。

実は貿易銀は、高値で売れることがあるのです。思わぬお小遣いを得ることができるかも知れません。貿易銀は、どんな古銭なのか解説していきます。

貿易銀とは?

指差し疑問

貿易銀というのは、明治初期に発行された貿易用のお金です。明治8年頃から、2年間ほど作られました。欧米と貿易を盛んに行なうために、作られた特別な貨幣です。数年間だけ作られ、枚数も三百万枚を少し超える程度しか流通していません。

古銭収集家達にとっては、どうしても手元に置いておきたい希少性の高い貨幣なのです。南米との貿易のためにも使われていた貿易銀は、国内だけでは無く、海外でも使われていました。そのため、現在国内に残っている量が少なくなっています。

保存状態が良いものであれば、高値買取価格がつきますが、コンディションがそれほど良くなくても、ある程度の価格が付く貨幣です。1875年当時に発行されていた貨幣ですから、歴史を感じさせる銀貨です。

貿易銀の価値と買取相場は?

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貿易銀の買取相場は高値でコンディションが良くないものでも6万円ほどで買取りされます。保存状態が良い物になると、9万円から11万円ほどの価格が付くこともあります。

ここがポイント刻印が明瞭であるほど、価値があると言われて摩耗していない硬貨を持っていると高値買取を期待できます。

実は貿易銀の中には、プレミアム価値のある物があります。それは、貿易銀を試しに作ってみた試鋳貨幣と呼ばれるものです。いわば貿易銀の試作品ですが、買取価格は90万円を優に超えます。

自分が持っている貿易銀に、どれだけの価値があるかを見極めたいときには、買取専門店に相談してみるのがベストです。貿易銀には色々な種類がありますが、相場が高いのは丸銀が打たれているものです。

丸銀というのは、取引の際に使用済みであることを示すサインです。このサインが付いた貿易銀は、高値で取引されています。貿易銀のちょうど右側に、丸銀は打たれています。左側に付いているものより、右側の方が価格が高くなります。

貿易銀の偽者の見分け方

虫眼鏡

残念ながら貿易銀の中には偽物があります。偽物を見分けるには、いくつかのポイントがあります。

  • 上下の凹凸が同じか
  • 上下の幅が同じか
  • 点の大きさが均一か

貿易銀の凹凸が上下で同じ模様になっているかとか、幅が同じかどうかをチェックすると偽物かどうかが分かります。

模様の点もそれぞれの大きさが、均一かどうかもチェックポイントです。本物であることが認められているものには、鑑定書が付いています。

プロの査定士は本物と偽物をすぐに見分けますから、心配なときには相談しましょう。

【種類別】貿易銀の買取相場一覧

貿易銀の買取相場を種類別に解説していきます。

イギリス貿易銀

イギリス貿易銀 時代 1895年
価値 C
相場 5,000円前後
素材
画像出典 wiki「貿易銀」

イギリス貿易銀は、5千円前後で取引されています。このイギリス貿易銀には、どんな特色があるのか確認しておきましょう。

  • 香港に流通
  • 1895年から発行
  • 素材は銀

イギリス貿易銀は、香港と日本を中心に流通するようになりました。イギリスが香港に割譲されたことにより、日本と香港の貿易が活発になったのです。1895年から発行されたイギリス貿易銀は二度目の製造で、実はその前から作られていました。

しかし南米の景気の良さに影響され、発行が中止されていたのです。再びイギリスとの貿易が盛んになり、イギリス貿易銀が再発行されるようになりました。

コンディションの良い硬貨だと1万円以上しますが、通常は数千円で購入できます。コレクター初心者が買いやすい硬貨です。

インドシナ貿易銀

インドシナ貿易銀 時代 明治~昭和
価値 C
相場 1,000~10,000円
素材
画像出典 wiki「貿易銀」

インドシナ貿易銀は、3つの時代に渡って発行され続けました。

  • 明治時代
  • 大正時代
  • 昭和時代

インドシナと日本は、1885年頃から活発に貿易を行なっていました。ちょうどフランスがインドシナの地域を領有していたために、貿易が盛んに行なわれたのです。

安定した貿易が行なわれていたので、明治時代と大正時代だけでは無く、昭和時代にまで発行が続きました。

長年にわたり作り続けられたインドシナ貿易銀は、そこまで相場価格は高くありません。比較的簡単に手に入れられるために、数千円の買取価格となっています。未使用のインドシナ貿易銀になると、高額査定になるケースもあります。

ここがポイント貿易銀の中でも価格が安定しているため、売りやすい硬貨でもありますし、買いやすい通貨でもあります。

メキシコ貿易銀

メキシコ貿易銀 時代 室町~江戸時代
価値 C
相場 10,000~50,000円
素材
画像出典 wiki「貿易銀」

メキシコ貿易銀は、古くから製造されてきました。他の貿易銀に比べても、歴史のある硬貨です。どんな時代に発行されていたのでしょうか。

  • 室町時代
  • 安土桃山時代
  • 江戸時代

天文4年から、メキシコとの貿易のために発行されていました。この硬貨は南米の品物が中国などに集まり、日本が中国から買うために役立つものでした。世界中で使われていた硬貨で、買取価格は高くなっています。

1500年代初期から使われていたため、今でもプレミアム価値が付くものがあります。保管状態によっては、5万円の価格が付く物もありますよ。海外では、8リアルクラウン銀貨と呼ばれることもあります。

メキシコ貿易銀は、明治時代などに日本が独自の貨幣システムを作っていく際に貢献したと言われています。

アメリカ貿易銀

アメリカ貿易銀 時代 明治6年
価値 S
相場 100,000~500,000円
素材
画像出典 wiki「貿易銀」

アメリカ貿易銀は、買取価格が非常に高い貿易銀です。コンディションが良くなくても、数万円で買取して貰えます。保管状態の良い物になると、30万円前後になります。

プレミアム価値が付くミントステイトと言った種類になると、900万円以上の値が付くケースもあります。

収集家に大人気のアメリカ貿易銀には、どんな特徴があるのでしょうか。

  • 明治6年頃から流通
  • 素材は銀
  • 中国との貿易に使われた

アメリカ貿易銀は明治6年頃から流通し始め、銀がメインの素材として使われています。当時アメリカが盛んに行なっていた中国との貿易のために、発行されました。世界中で流通していたメキシコ貿易銀に、対抗して作られたとも言われています。

アメリカ貿易銀の価格は高いので、査定に出すときにはプロの査定士に鑑定してもらって下さい。

貿易銀

貿易銀 時代 明治8年
価値 A
相場 100,000~500,000円
素材
画像出典 wiki「貿易銀」

貿易銀というのは普通のお金と違って、国際貿易のために発行されたものです。明治8年頃から、盛んに銀を使って製造されていきました。貿易銀の特色をまとめてみました。

  • 日本で発行
  • 明治10年の通貨がプレミアム

海外で発行された貿易銀が多い中、日本で発行された物もあります。日本語で貿易銀と書かれている硬貨です。アメリカやイギリスとの貿易のために、日本が発行しました。明治時代に主に製造され流通していましたが、明治10年は発行数が少なくなりました。

収集家達の間では、明治10年の貿易銀はプレミアム価値があるとして、数十万円の価格が付くこともあります。貿易銀は模造品も多くありますから、購入の際は注意しなくてはなりません。プロの査定士の鑑定書が付いているものなら安心です。

貿易銀を高く売るコツと注意点

お金と電卓と虫眼鏡

貿易銀を高く売るコツは保管状態の良い貿易銀を早めに売ってしまう事です。貿易銀を含め古銭というのは、状態の善し悪しで、買取価格が大きく変わってきます。

ここが注意

長年持っていれば持っているほど状態は悪くなっていくので、早めに売った方が高値が付きやすいのです。

貿易銀に鑑定書が付いているなら、それも含めて査定をしてもらうようにして下さい。偽物が多く作られている貿易銀ですが、鑑定書が付いているなら本物であることが証明されています。それだけプラス査定になり高く売ることが出来るのです。

コンディションの良い貿易銀が高く売れるからと言って、自分で洗ったりクリーニングしたりしないようにして下さい。プロでは無い人が洗浄すると、マイナス査定になってしまいます。

貿易銀は買取専門店で査定がおすすめ

グラフ

貿易銀は、買取専門店で査定をしてもらうのがおすすめです。個人売買がインターネットで、簡単にできてしまう時代です。フリマアプリなどがあって、そちらの方が気楽に貿易銀を売ってしまえるような気がするかも知れません。

しかし、買取専門店で査定をしてもらった方が、価格が高く売れます。プロの査定士が見ると、プレミアム価値のある貿易銀に数百万円とか、時には1千万円近い値が付くこともあるのです。個人売買だと、数千円で買取られて仕舞いかねません。

もし個人売買で売ってしまうと、後からこれは偽物なのではないかなどと、クレームが付いてトラブルになる可能性もあります。プロの査定士にしっかり鑑定してもらった方が、後々トラブルにならずに気持ちよく売ることが出来ます。

まとめ

ビジネスマン

貿易銀は、世界の貿易のために各国で作られた硬貨のことです。日本でも作られ、明治時代を中心に流通しました。貿易銀の中には数百万円の価格が付く物も多く、収集家達から人気のある硬貨です。

非常に古い時代から使われている貿易銀もあるので、コレクターにとっても集め甲斐のある硬貨となっています。貿易中心地によって使われていた貿易銀が違いますし、時代によって同じ種類でもいくつかのパターンがあります。

発行されていた時代が短い物などは、希少性が高く高値が付きます。少しでも高く貿易銀を売るためには、買取専門店を利用するのがオススメです。

ここがポイント目利きのプロの査定士がいて、的確に鑑定してくれます。最終的な査定金額の内訳も、丁寧に説明してくれます。

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