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【日本銀行兌換券・兌換券・兌換券甲号】買取価値は?平均価格&査定相場

楽天「兌換券100円」

※当ページには一部広告が含まれています。

日本銀行兌換券・兌換券・兌換券甲号は昭和の前期に発行された古紙幣・旧紙幣です。かなり古い紙幣とはいうものの、80年くらい前までは発行されていたものですので、大事に保管されている人もいるかもしれません。

もし遺品整理や蔵の掃除をしていて、これらの古紙幣・旧紙幣が出てきた場合には、劣化しないよう大切に保管しておくか、それができないなら売ってしまうのもいいでしょう。

ここでは、日本銀行兌換券・兌換券・兌換券甲号の特徴や買取価値についてまとめています。

▼【画像付】兌換券の買取相場一覧▼

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日本銀行兌換券・兌換券・兌換券甲号
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目次

日本銀行兌換券・兌換券・兌換券甲号とは?

楽天「兌換券20円」

(画像出典:楽天「兌換券20円」)

日本銀行兌換券とは、関東大震災における経済混乱により銀行が破綻するという噂を払しょくするために1927年に急遽作られた200円乙号券のことです。

急遽作られたことを裏付けるように裏面には何も印刷されていません。そのため、ウラシロ200円とも呼ばれています。

ちなみに日本銀行兌換券は200円券の他に、50円券も製造されましたが、こちらは未発行となっています。そのため、どちらも古紙幣としての価値が非常に高くなっています。

ここがポイント兌換券はいくつかの種類が発行されているため、額面や肖像画の特徴で違った俗称で呼ばれることが多いです。現存する紙幣も少ない券も多く、非常に希少価値が高いものもあります。

兌換券甲号は額面は1,000円のみ発行されています。当時の1,000円は非常に高額紙幣となったこともあり、市場に出回った枚数も非常に少ないです。

またすぐに回収されたことも関係して現存数は極めて少ないです。そのため、鑑定価値も非常に高い古紙幣となっています。

【日本銀行兌換券(200円札・乙号券)】鑑定価値と買取相場価格≪画像付き≫

画像なし 時代 1927年~1946年
価値 A
相場 100万円から300万円
素材
画像出典 不明

日本銀行兌換券は発行されたのは200円札乙号券のみとなっています。経済混乱を避けるため急遽作られた紙幣のため、裏面には何も印刷されていません。

そのため、これ以降に発行される200円兌換券のウラアカに対して、こちらはウラシロと呼ばれています。

裏面が一切印刷されていないことから、偽札扱いされたこともあり、またすぐに回収されたこともあって現存数は極めて少なくなっています。

【全5種類】兌換券の買取相場価格と鑑定価値一覧≪画像付き≫

兌換券は全部で5種類発行されており、その鑑定価値、買取相場は額面によって大きく異なります。

ここでは発行された5種類の兌換券の特徴と買取相場について解説しているので、もし兌換券をお持ちの方は参考にしてみてください。

【全5種類】兌換券の買取相場価格と鑑定価値一覧

①【兌換券(200円)】鑑定価値と買取相場価格

楽天「兌換券200円」 時代 1945年~1946年
価値 B
相場 1万円~10万円
素材
画像出典 楽天「兌換券200円」

200円兌換券は、裏面の彩紋が赤い色をしているため、ウラアカや裏赤200円などと呼ばれています。

昭和金融恐慌で混乱に備えて急遽作られた紙幣でしたが、実際はほとんど預金者に渡ることがなかったため、現存数が極めて少なくなっています。

そのため、200円兌換券は非常に希少価値が高く、並品でも数万円の価値があります。

②【兌換券(100円)】鑑定価値と買取相場価格

楽天「兌換券100円」 時代 1930年~1946年
価値
相場 200円~5,000円
素材
画像出典 楽天「兌換券100円」

100円兌換券は肖像に聖徳太子が描かれています。聖徳太子が描かれた古紙幣は全部で4種類あり、それぞれ1次から4次という名称で区別されています。そのため、100円兌換券は1次100円とも呼ばれています。

100円兌換券は現存数も多いため、200円券のように鑑定価値がそれほど高いわけではありません。それでも状態が良ければ数千円での買取も可能です。

③【兌換券(20円)】鑑定価値と買取相場価格

楽天「兌換券20円」 時代 1931年~1946年
価値
相場 2,000円~2万円
素材
画像出典 楽天「兌換券20円」

20円兌換券は、表面の額面が縦書きとなっていることから、縦書き20円とも呼ばれています。

日本の紙幣の中で20円券はこの兌換券と大正兌換銀行券の2種類しか発行されておらず、大正兌換銀行券は額面が横書きのため、区別して呼ばれているのです。

20円兌換券の鑑定価値は比較的高く、並品でも数千円、美品であれば数万円での買取も可能です。

④【兌換券(10円)】鑑定価値と買取相場価格

amazon「兌換券10円」 時代 1930年~1946年
価値 D
相場 50円~700円
素材
画像出典 amazon「兌換券10円」

10円兌換券は肖像に和気清麻呂が描かれています。日本の紙幣で和気清麻呂が用いられたのは4種類あり、それぞれ1次から4次という名称で区別されています。

そのため、最初に発行されたこの10円兌換券は1次10円とも呼ばれています。

10円兌換券はそれほど価値は高くありませんが、証紙がついている紙幣もありこちらだと買取額が倍以上になる可能性もあります。

⑤【兌換券(5円)】鑑定価値と買取相場価格

amazon「兌換券5円」 時代 1930年~1946年
価値
相場 50円~2,000円
素材
画像出典 amazon「兌換券5円」

5円兌換券は肖像に菅原道真が描かれています。日本の紙幣で菅原道真が用いられたのは4種類あり、それぞれ1次から4次という名称で区別されています。

そのため、最初に発行されたこの5円兌換券は1次5円とも呼ばれています。5円兌換券は現存数も多いためそれほど鑑定価値は高くなく、並品であれば100円以下になることも多いでしょう。

【兌換券甲号(1,000円)】鑑定価値と買取相場価格≪画像付き≫

楽天「兌換券甲号1000円」 時代 1942年~1946年
価値
相場 5万円~10万円
素材
画像出典 楽天「兌換券甲号1000円」

兌換券甲号は、額面が1,000円札のみ発行された紙幣で、日本で初の1,000円札となっています。当時の1,000円は極めて高額な紙幣だったこともあり、あまり流通することはありませんでした。

そのため、鑑定価値も極めて高く、並品でも5万円以上で買取してもらえますし、美品なら10万円を超える額で取引されることもあります。

日本銀行兌換券・兌換券・兌換券甲号は専門業者に買取依頼する

鑑定してもらっている夫婦

日本銀行兌換券・兌換券・兌換券甲号の多くは、非常に鑑定価値が高くなっています。また、状態によってもその価値は大きく変わってくるでしょう。

そのため、もし日本銀行兌換券・兌換券・兌換券甲号を売るのであれば、価値がわかる古銭買取専門業者に依頼するといいでしょう。

あまり古銭の価値がわからない人に売ると、安く手放してしまうことになってしまいます。もし近くに古銭買取専門業者がないという方は、今は出張買取や宅配買取も行っているのでそれらを利用するといいでしょう。

まとめ

楽天「兌換券100円」

(画像出典:楽天「兌換券100円」)

このように、日本銀行兌換券・兌換券・兌換券甲号は現存する枚数も極めて少ない古紙幣・旧紙幣で、非常に鑑定価値も高くなっています。

もし、日本銀行兌換券・兌換券・兌換券甲号があるという方は大切に保管しておくこともいいですが、状態が悪くなる前に売ってしまうのも1つの方法です。

ただ、日本銀行兌換券・兌換券・兌換券甲号は買取店によって買取額が大きく異なることもあるので、信頼できる古銭買取専門業者に依頼するのが望ましいでしょう。

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