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樋口一葉5000円札は今すでに財布に入っているという人も少なくないでしょう。現在も発行しているただの5000円札ですから、珍しいと感じることもなく使っているハズです。
ですがもしかしたらそんな樋口一葉5000円札も額面以上で買取してもらえるかもしれません。ここでは樋口一葉5000円札について特徴をまとめています。
またその中でどのような紙幣が額面以上で買取してもらえるのか、プレミア価格がつく紙幣の特徴についても紹介しているのでお持ちの方はチェックしてみてください。
【早見表】樋口一葉5000円札の販売・売買価格《まとめ》
樋口一葉5000円札 | |
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販売店名 | 販売価格(参考) |
Amazon | 不明 |
楽天 | 不明 |
ヤフオク | 不明 |
メルカリ | 不明 |
【全1種類】樋口一葉5000円札(E号券)の買取相場価格と鑑定価値一覧《画像付》
時代 | 1984年~1993年 | |
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価値 | D | |
相場 | 額面通り | |
素材 | 紙幣 | |
画像出典 | wiki「五千円紙幣」 |
樋口一葉5000円札は正式名称が日本銀行E号券5千円券といい、2004年から発行開始され現在も発行されている5,000円札です。今出回っている5,000円札のほとんどが樋口一葉5000円札となっています。
そのため樋口一葉5000円札は使用しているものはもちろん、未使用品であっても額面通りの価値しかありません。ただ2024年に新紙幣が発行されることから、徐々に価値は上がっていく可能性はあります。
- 発行年から発行停止年:2004年から発行中
- サイズ:76×156mm
- 表図柄:樋口一葉
- 裏図柄:尾形光琳の燕子花図
- 買取相場:額面通り
プレミア価格がつく樋口一葉5000円札の『4つの特徴』
樋口一葉5000円札は現在発行されている紙幣のため、基本的に額面通り5,000円の価値しかありません。ですが一部の紙幣は額面の何倍もするほどプレミア価格がつくものもあります。ここではプレミア価格がつく4つの特徴を紹介しています。
【特徴1】エラープリント
樋口一葉5000円札は国立印刷局で製造されていますが、その印刷の過程でエラープリントとなってしまう紙幣もあります。本来エラープリントの紙幣は除外されるので流通されることはないのですが、稀に見逃されて出回るものもあります。
エラーではあるものの珍しいものではあるのでプレミア価格がつきます。例えば以下のようなエラープリントがあります。
- 印刷ズレ
- 印刷のダブリ
- 裏写り
このようなエラープリントは昔の紙幣は多く存在しましたが、印刷技術が上がった今はほとんどありません。だからこそ出てきたら超高額で買取してもらえます。
【特徴2】A-A券(トップ番号)もしくはZZ-Z券(ラスト番号)
樋口一葉5000円札にはそれぞれアルファベットの記号と数字がつけられており、さらに記号番号の色も2種類ありすべて同じ紙幣は1つもありません。数字の前後につけられているアルファベットは前後それぞれAからZまであります。
そのアルファベットがA******Aとなっている紙幣は、A-A券(トップ番号)と呼ばれておりプレミア価格がつきます。A-A券は樋口一葉5000円札の最も初期に作られて紙幣であることを証明したもので、かなりの高額が期待できます。
逆にZZ-Z券(ラスト番号)もあり、こちらはその紙幣の最後の番号ということでプレミア価格がつくのです。ちなみにA-A券は記番号の色が黒のものと褐色のものがあり、黒色の方がより価値が高いでしょう。
【特徴3】連番やぞろ目の珍しい番号
先述のように樋口一葉5000円札にはアルファベットの他に6桁の数字がつけられています。000001から始まり999999で終わるのですが、その中には珍しい数字の並びの紙幣もありそれらはプレミア価格がつきます。
珍しい番号はいろいろありますが、例えば以下のような番号があります。
- 000001や000009などのような一桁の番号
- 123456や456789などの連番
- 111111や888888などのぞろ目の番号
- 100000や500000などのキリのいい番号
これ以外にも122221や900009など1桁目と6桁目が同じでそれに挟まれた4つの数字も揃っている番号などもプレミア価格が付くといわれています。
また上記の中でもラッキーセブンの777777や末広がりの888888など縁起がいいとされている番号は他の数字よりもより高く買取してもらえるでしょう。
【特徴4】福耳
樋口一葉5000円札には福耳と呼ばれるエラー紙幣もあります。紙幣は1枚の大きな紙に何枚も印刷をし、それを何枚も重ねてまとめて通常の紙幣のサイズに裁断します。その裁断作業の際に綺麗にカットされずに一部の残ってしまうものもあり、それを福耳といいます。
ただ現在の裁断技術はかなり高いので、ほとんど裁断ミスなどは起こらないので福耳も出てきません。だからこそ福耳はプレミア価格がつく紙幣の中でもよりレアな紙幣といわれています。
《基本知識》樋口一葉5000円札とは?
樋口一葉5000円札とは2004年に発行された日本銀行券E号券の五千円券で、日本で初めて肖像画に民間の女性が描かれた紙幣です。ちなみに日本初の肖像画となったのは神功皇后で、樋口一葉は女性としても2番目となります。
樋口一葉5000円札はすき入れバーパターンやホログラム、表面と裏面にニ・ホ・ンのカタカナ文字、ホログラムの上下には漢字の日と本などがあります。
また特殊発光インキにより紫外線を照射することで総裁之印がオレンジ色に光るなど、高度な偽造防止技術が使われています。
また2014年5月12日からは記番号の色が黒色から褐色に変更され、視覚障害者がより識別しやすいようにホログラムの透明層の面積や形状も変更されているのも特徴です。
樋口一葉5000円札はいつからいつまで発行されたのか
樋口一葉5000円札は日本銀行券E号券として2004年に発行開始されています。2020年現在も発行が続いていますが、予定としては2024年に新紙幣の発行があるため、その後数年のうちに発行が終了するのが一般的です。
そして新紙幣のデザインもすでに決定しており、2024年の5000円札には同じく女性の津田梅子に変更予定です。そのため樋口一葉5000円札はE号券で終了となっています。ただし新紙幣が発行された後もこれまで通り使うことができるでしょう。
樋口一葉はなぜ5,000円札に選ばれたのか
日本銀行券E号券五千円札には、民間の女性としては初めてとなる樋口一葉が選ばれました。実は樋口一葉は1984年に発行された日本銀行券五千円券で女性の採用を検討された際の候補にもなっていました。
ただ近年は女性が社会に進出してきたことも関係して、2004年の日本銀行券E号券に選ばれました。ちなみに1984年に選ばれなかった理由が樋口一葉は短命だったために、顔にシワがなくそれが偽造防止にならないからという理由だったようです。
樋口一葉5000円札の鑑定・売却なら買取専門『バイセル』がおすすめ
樋口一葉5000円札は2020年現在も発行している現行紙幣であり、仮に未使用のピン札であっても額面以上の価値になることはありません。ただ現行紙幣とはいえ、エラープリントや福耳、珍しい記番号などであれば高価買取も可能です。
とはいえその時の買取額は買取業者によって差があります。業者によっては現行紙幣ということもあり買取不可となることもあるのです。樋口一葉5000円札を売るのなら古銭買取専門店の『バイセル』がおすすめです。
バイセルなら業界トップクラスのサービスで口コミ評判もよく、長年の買取経験と実績で正確な価値を算出して買取してくれます。47都道府県どこにでも出張買取可能ですし、即日現金支払いも可能ですから今すぐ売りたいという人には特におすすめです。
まとめ
樋口一葉5000円札は普段から見慣れている紙幣であり、しかも発行開始からすでに16年も経過しているわけですから珍しい紙幣ではありません。そして基本的に額面通りの価値しかないので、すぐに使ってしまう人がほとんどです。
ですが紙幣によってはプレミア価格がつく紙幣もありますので、樋口一葉5000円札を手にしたらチェックしてみてください。もし気になる点を発見したら、信頼できる古銭買取専門店に鑑定をしてもらうといいでしょう。