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古金銀を買取対象としている専門業者やショップであれば、一朱銀や二朱銀などが取り扱われている場合もあるでしょう。一朱銀と二朱銀は江戸時代に流通していた銀貨であり、特に二朱銀は価値が高いと言われています。
二朱銀は流通していた期間が短かったため、他の古金銀より希少性が高くなっているようです。希少性の高さからコレクターが注目するため、業者としても価値の高い二朱銀を欲しがるのかもしれません。
また希少性の他にデザインエラーや鋳造期間中の流通状況なども、査定に影響してきます。専門知識やスキルを有する査定スタッフに見せることによって、納得できる現金化が可能となるでしょう。
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一朱銀とは?見分け方は?
江戸時代後期に流通していた銀貨の1つが一朱銀であり、計数貨幣として発行された歴史を持ちます。江戸時代で流通していた銀貨は、以下のような重量で価値を決めていました。
- 丁銀
- 豆板銀
このように重量によって価値が決まるものは、秤量貨幣と呼ばれていました。しかし現在のように額面で価値が決まる計数貨幣として、以下の2つが発行されたのです。
- 一朱銀
- 二朱銀
ちなみに一朱銀は二朱銀より後になって登場したものです。また一朱銀のデザインには、以下のような特徴があります。
- 表面に以十六換一兩という文字の刻印
- 裏面の上部に分銅印の刻印
- 裏面の下部に銀座と常是という文字
見ただけでは特徴が掴めないという人は、プロの査定スタッフに見せると良いでしょう。
二朱銀とは?
一朱銀同様江戸時代に流通したと言われている二朱銀は、縦に長い形をしています。特に二朱銀という文字が表面に書かれている安政二朱銀は、横浜港での貿易のためドル通貨へ引き換えるために鋳造されたと言われています。
しかしアメリカから受け入れられず、実際に通用していた期間も22日間しかありませんでした。そのためバカ二朱などと不名誉や呼ばれ方をされる場合もあり、鋳造された本来の目的を果たすことができず廃止されました。
かと言って悪い部分しかないというわけではなく、高額で取引されることもあるようです。鋳造そのものが約4ヶ月で終了してしまったため、他の古金銀と比較しても希少性が期待できるためです。
『一朱銀・二朱銀』の価値と買取相場はいくら?
まず一朱銀と買取相場についてですが、種類によって分かれます。以下の2つは場合にはよりますが、相場が高くなる傾向にあるようです。
- 文政南鐐一朱銀
- 嘉永一朱銀
デザインエラーなどの希少性が高くなるポイントがある場合、10万円以上で取引される可能性もあります。しかしそうではない場合、他の古金銀と比較しても買取相場が安くなるため、まとめて現金化した方が良いかもしれません。
一方二朱銀が上記でも説明した通り、希少性が期待できるため一朱銀よりも買取相場が高い傾向にあります。買取業者のデータによると、デザインエラーの美品であれば30万円から50万円で買取される可能性もあるとのことです。
古金銀ごとに価値の高さが違う理由
古金銀の歴史は古く、買取業者のデータによると200年以上前に発行されていました。時代ごとのルールに影響を受けていたこともあり、汚れや傷がなく綺麗な状態で残っているものが少ない種類は、希少性から価値が高いのです。
古金銀に分類される一朱銀と二朱銀の中では、以下の2つの価値が高くなっているそうです。
- 庄内一分銀
- 安政二朱銀
古銭が好きなコレクターであれば、大金を積んででも欲しがるかもしれません。一方で買取相場が安くあまり価値のないものもありますが、以下のような理由が考えられるでしょう。
- 広く流通していたため現存数が多い
- デザインエラーのものが少ない
一朱銀や二朱銀だからといって必ず高額になるのではなく、やはり希少性が重要なのでしょう。
【種類別】一朱銀・二朱銀の買取相場・鑑定価値一覧
一朱銀・二朱銀の買取相場と鑑定価値を紹介していきます。
文政南鐐一朱銀
時代 | 1829年-1837年 | |
---|---|---|
価値 | C | |
相場 | 500~2,000円 | |
素材 | 銀991・他9 | |
画像出典 | wiki「一朱銀」 |
文政12年から天保8年の間に鋳造されていた文政南鐐一朱銀は、名前に南鐐という文字が付けられていることが特徴です。この南鐐という文字には、上質な銀という意味が込められているようです。
買取相場についてですが、データによると以下の通りとなります。
- 多くの場合で多くは500円から2,000円前後
- 逆打と呼ばれるものは10万円以上になる場合もある
まず普通の文政南鐐一朱銀はそこまで希少性が高いわけではないため、高くても2,000円前後で買取されるとあります。
他の古金銀や古銭のデータは普通の状態でも数千円から数万円になるものもあるため、逆打を探すと良いでしょう。
嘉永一朱銀
時代 | 1853年-1865年 | |
---|---|---|
価値 | C | |
相場 | 100~1,000円 | |
素材 | 銀968・他32 | |
画像出典 | wiki「一朱銀」 |
嘉永6年から慶応元年にかけて鋳造されていたと言われる嘉永一朱銀は、文字刻印の文体やその他の特徴から細分化されています。
買取業者の説明によると100種類に使い分けることができるため、素人の自己査定は難しいかもしれません。
種類が多いことからと言って他のものより希少性があるわけではなく、買取相場のデータも以下の通りとなります。
- ほとんどの種類で100円から1,000円前後
- 逆打と呼ばれるものは10万円以上になる場合もある
100円から1,000円程度の価値しかないため、買取に出す際は以下のような工夫が必要です。
- できるだけ大量にまとめておく
- 買取相場の高い他の種類のものと一緒に出す
逆打は文政南鐐一朱銀と同じように高額となる可能性があるため、探してみましょう。
明治一朱銀
時代 | 1868年-1869年 | |
---|---|---|
価値 | C | |
相場 | 200~1,000円 | |
素材 | 銀880・他120 | |
画像出典 | wiki「一朱銀」 |
川常一朱銀または貨幣司一朱銀などと呼ばれることもある明治一朱銀ですが、古金銀としての価値は高いとあります。明治一朱銀だけでも複数の種類に分かれるため、査定はプロに任せることをおすすめします。
買取業者がまとめているデータによると、相場は以下の通りです。
- 普通の状態で200円から1,000円前後
- 美品の場合一部の種類で6万円前後
- 非交差で5万円から6万円前後
- 明治手一分銀で4万円前後
- 跳分で7万円前後
- 跳分跳銀で8万円前後
以上のように種類によって相場に大きな差があるため、高いものをメインに買取に出すことをおすすめします。
大手買取業者であれば、初心者のために仮査定を行うサービスが無料で利用できる場合もあるでしょう。
安政一朱銀
時代 | 1859年~1868年 | |
---|---|---|
価値 | C | |
相場 | 3,000円前後 | |
素材 | 金0.07%・銀89.36%・雑10.57% | |
画像出典 | wiki「一朱銀」 |
上記でも取り上げた嘉永一朱銀という古金銀は、書体によって2つに分けることができます。そのうちの1つが安政一朱銀なのですが、嘉永一朱銀という呼び方で統一される場合もあります。
品位的に大きな違いがないため、嘉永一朱銀として取り扱う買取業者も存在するかもしれません。また買取相場は以下の通りとなっています。
- ほとんどの安政一朱銀は3,000円前後
- 三ツ跳で1万円前後
他の種類より希少性がある三ツ跳と呼ばれる種類であれば、効率の良い現金化ができるかもしれません。
普通の状態のものでも3,000円前後であり、数百円程度の価値しかないものと比較すると現金化に向いていると言えるでしょう。
安政二朱銀
時代 | 1859年 | |
---|---|---|
価値 | A | |
相場 | 100,000~200,000円 | |
素材 | 金0.04%・銀84.76%・雑15.20% | |
画像出典 | wiki「二朱銀」 |
安政6年にのみ鋳造されていた安政二朱銀は、上記でも説明した通り希少性が期待できます。当時はバカと言われていたかもしれませんが、買取業者のデータによると買取相場は以下の通りとなります。
- 普通のものでも10万円から20万円前後
- 美品として認められた場合は50万円前後
上記で紹介した他の種類と比較しても相場が高く、まとめて買取に出せば一度のタイミングで大金を手にできる可能性もあります。
バカ呼ばわりされていたものが現在では価値あるものになったことは、皮肉と言えるでしょう。
また買取業者の品位データによると、安政二朱銀の84.76パーセントは銀です。銀貨らしく銀の割合がきちんと高いことも、評価されている理由かもしれません。
一朱銀・二朱銀を相場以上で高く売る方法と”注意点”
古銭は、価値の見極めが非常に難しいそうです。特に一朱銀と二朱銀には複数の種類が存在しデザインが似ているものもあるため、素人だけの判断はおすすめできません。
自己査定で高いと思ったものを買取に出しても、状態が悪ければ価値が下がってしまう場合もあります。
買取実績とサービス性が期待できる専門業者を複数探し、その中から信頼できるところに査定を依頼することをおすすめします。
買取実績がないところに価値ある古金銀を出しても、査定スタッフがそれを理解できず査定額や安くなる場合もあります。また一朱銀と二朱銀の数が多い場合、買取数に応じて査定額のトータルがアップするところもあるでしょう。
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まとめ
一朱銀と二朱銀には複数の種類が存在しますが、その買取相場の差は他のものより大きいと言えるでしょう。現金化で少しでも得をしたいのであれば、相場が高いものを積極的に選ぶことが買取サービス利用者にも求められるでしょう。
江戸時代に流通していた古いものでもあるため、持っている古金銀を見ただけでは種類がわからない人もいるかもしれません。
買取業者の公式ホームページを参考にすればある程度わかるかもしれませんが、勘違いしてしまう可能性もあります。
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価値のあるものを本当に欲している人に届けるためにも、優良業者は欠かせません。