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【完全保存版】大判の種類一覧!買取価格・価値・相場まとめ

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大判の買取価格相場は、あらゆる要素によって左右されます。歴史があればあるほど、買取相場が高くなってゆくものとは違うのです。どんな要素で買取相場が決まるのでしょうか。

  • 大判の種類
  • 大判のコンディション
  • どれほど希少価値があるか

買取相場は大判の種類や、保存状態の善し悪しで変わってきます。大判はどれも見た目が同じように見えますが、色々な種類があります。時代によっても、微妙にデザインや使われている金の量が違います。

大判のコンディションが良ければ良いほど、買取価格もアップします。あまり流通していなかったり、作られた量が少ない大判だったりすると希少価値が高くなり、査定額も上がっていくのです。

大判ってどんな貨幣?

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大判小判と言われても、どんな貨幣なのか分からないことがあります。見た目は楕円形で、大判と小判には違いがあるのかさえ素人には分かりづらくなっています。簡単に言うと、大判は小判よりもサイズが大きいものです。

大判は日本で16世紀頃から作られていて、黄金と呼ばれることがありました。黄金と呼ばれた大判に対して、小判は金とだけ呼ばれていたのです。大判は大判金と呼ばれていたときもありました。

約300年間も、大判は後藤四郎兵衛家の家系の職人が作り続けました。いわば今の日銀のような存在で、この家系で作られたものだけが、正式な大判として認められていたのです。

ここがポイント大判の中に含まれる金の量は、基本的には160グラム前後が平均的な量です。

含められている金がどれくらいかによって、大判の交換レートが決まっていたようです。しかし、江戸時代に入ると安定した交換レートが定められました。

大判の価値と買取相場は?

お金と電卓と虫眼鏡

何も知識が無い人から見たら、大判は金が含まれているから価値があるのだろうくらいにしか考えられません。実は大判には金の量以外にも、価値のあるポイントがいくつかあります。どんなポイントによって、大判の価値は決まるのでしょうか。

  • 後藤家が作っているか
  • 墨書き

正式な大判は、後藤四郎兵衛家の家系の職人しか作ることが出来ませんでした。公式な大判にはどこで作られたかを証明するために、墨書きが記されました。後藤家の書名とも言える花押しが、大判に書かれたのです。

この墨書きによって、大判の大方の価値が決まっていきます。墨書きがはっきり書かれているものは、買取相場が高くなります。希少価値が高いものだと、数百万円から数千万円で買取して貰えます。

【種類別】大判一覧と相場情報

大判の相場情報を種類別に紹介していきます。

天保大判

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天保大判は、大判の中でも高い買取相場となっている大判です。7百万円前後で取引がされている大判となっています。どうしてこれほど査定額が高くなるのか、不思議に思われるかも知れません。

  • 作られた量が少ない
  • 製造された期間が短い

天保大判は天保9年頃から作り始められ、万延元年で製造が終わりました。ほんの20年くらいしか作られていないですし、その間の製造量も2000枚に届かないなど量が少なくなっています。

手に入れにくい大判となっているために、希少価値が高く買取相場も高止まりしているのです。

今後はさらに買取相場が上がっていくと思われますので、チャートを見ながら売るタイミングを決めていくと良いでしょう。天保大判は天保吹増大判金と似ていますが、金品位は高くなっています。

慶長大判

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慶長大判は細かくいくつかの種類に分けることが出来ますが、重さは164.9グラムと全て均一になっています。この慶長大判は非常に価値の高い大判のため、買取相場は3千万円前後で取引されています。

慶長6年頃から作られている大判で、作られた時代によって呼び名が少し変わっています。

  • 明和大判
  • 慶長笹書大判金
  • 次判
  • サマ判

慶長笹書大判金や明和大判などに分類される大判や、サマ判や次判にカテゴリー分けされる大判もあります。かなり細かく種類を分けられますが、価値は大きく変わりません。そのためこの頃の大判をひとまとめにして、慶長大判と呼んでいます。

慶長大判の中には明暦の大火の被害を受けた物もあり、仕上がりが他の大判よりも荒くなっています。それの買取価格は少し下がります。

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その他の大判

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大判で価値が高く有名なものはこれまで取り上げた大判ですが、それ以外もたくさんの大判金があります。例えばどんな大判でしょうか。

  • 万延大判金
  • 享保大判金
  • 元禄大判金

これらの大判も、高値で取引されている大判です。万延大判金は金品位が他の大判よりも少ないですが、通貨として使われ始めた大判で、今でも数百万円で取引されていますよ。享保大判金は金品位が高く、やはり買取相場は250万円前後で高くなっています。

元禄大判金は作られていた時代が非常に長くて、後藤ヶ5代にまたがって鋳造されています。どの代の墨書きかによって細かく査定額が分かれますが、平均的に300万円くらいの買取価格は期待出来る大判です。

大判というのはただの金の塊を伸ばしたものでは無く、そこには色々な要素が含まれているのです。

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大判を高く売るコツと注意点

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大判を高く売るコツは、鑑定書があれば大切に取っておくことです。鑑定書があるなら、査定の時に価格が大幅にアップすることがあります。覚えておきたい点は、大判を洗ってはいけないという事です。

きれいにしておいた方が、査定士に与える印象が良くなるだろうと思って、洗浄してしまうと買取価格がダウンしてしまいます。大判に付いている汚れなどは、歴史を物語るものなので重宝されます。そこにロマンを感じるコレクターがいるのです。

そのままの状態で査定をしてもらって下さい。注意したい点は、大判の全体的な買取価格が下がってきている点です。

ここがポイント大判のコレクター人口が減って来ているため、買取価格も下がっているのです。それでも、一部の希少価値の高い大判の価格は、高いままですので安心して下さい。

大判は買取専門店で査定がおすすめ

パソコンとスマホ

大判を売るときには、必ず買取専門店で査定をしてもらうようにして下さいね。これまで見てきたとおり、大判には非常に多くの種類があります。それぞれの価値を査定するのは、簡単なことではありません。

後藤家のどの代の墨書きかどうかを見極める知識と技術は、買取専門店の経験ある査定士にしか分かりません。専門店ではないところで売ってしまうと、安い価格で買いたたかれてしまう可能性があります。

ここが注意

本当なら数千万円で売れる物が、数万円で買われてしまうなんてことも起きえますから注意しましょう。

大判はプレミアム価格が付くものが、まだまだ眠っていると考えられています。素人から見たらただの汚いお金でも、コレクターから見たら数千万円の価値があるのです。

まとめ

虫眼鏡でグラフを見る

大判の買取価格は大判の種類やコンディション、そして希少価値によって大きく変わってきます。同じ時代のものでも、墨書きを誰がいつしたかによって買取相場が変化することもあります。

全体的には大判の買取相場は、ダウン傾向にあります。コレクターの数が減って需要が減ってきているからです。それでも価値の高い大判の価格は高いままです。

家を整理していて大判が見つかったら、その大判がいくらなのか査定をしてもらいましょう。

依頼は買取専門店に

査定を依頼するときには、必ず買取専門店で依頼するようにして下さい。大判の価値を正しく見極めてくれますし、査定の根拠を丁寧に説明してくれます。

長い歴史を物語る大判を売るときには、その価値を正しく評価してくれるところに買取って欲しいものです。

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