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中国古銭『環銭(円銭)』の種類一覧!買取価格・価値・相場【まとめ】

※当ページには一部広告が含まれています。

現在は発行されていない昔のお金のことを古銭といい、環銭や円銭はその中に含まれます。今回はこの環銭や円銭とは一体何なのか、古銭であることのほかにも特徴がわかる情報をまとめました。

また古銭は一般の収集家や事業者などのあいだで取引されているものです。数多くの種類の古銭が存在し、種類によって買取相場の平均価格には違いがあります。

環銭や円銭に該当するものは複数種類存在しますが、その一覧とどれほどの価値があるものなのかも、以下に記載しています。

古銭の環銭や円銭を高く売却したいと思っている方だけでなく、収集目的で古銭を買ってみたいと思っている方にも役立つ内容になっているはずです。少しでも興味がわいた方は、ぜひこのまま読み進めていってください。

▼【画像付】環銭(円銭)の買取相場一覧▼

ここがポイント環銭(円銭)の正確な価値を知るためにまずは専門買取業者に依頼してください。当サイトで最も問い合わせが多い「バイセル」なら全国出張査定で専門の査定員が自宅で無料鑑定してくれます。もちろん、売るかどうか鑑定次第なので、「値段だけ知りたい!」方にもおすすめ。

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目次

環銭(円銭)とは?

中国で周が滅亡し、秦の始皇帝が全土統一を果たす紀元前770年から紀元前221年までを春秋戦国時代といいます。

この時代には青銅を鋳造して貨幣として使う流れができました。国・地域ごとに異なる形態の青銅を鋳造した貨幣が各地で流通し、それらをまとめて青銅貨幣と呼びます。

  • 環銭はまたの名を円銭といい、青銅貨幣の一種に含まれる
  • 円板の真ん中に丸または四角の穴があいたデザイン
  • 日本での5円玉や50円玉のデザインは環銭を踏襲したものとされている
  • 環銭は秦で流通していた青銅貨幣

中国統一まで貨幣は各地でバラバラの青銅貨幣が流通していましたが、中国統一を機に秦の始皇帝によって環銭の形の貨幣に全国的に統一されました。

始皇帝の時代に鋳造しはじめた環銭の半両銭、漢の武帝の時代に鋳造しはじめた五銖銭などが、古銭として取引されています。

環銭(円銭)の価値と買取相場は?

調査・鑑定

環銭や円銭と呼ばれているものは、歴史的価値は高いです。しかし日本の古銭買取市場での価値も高いのかというと、そうとはいえない状態になっています。実際のところ国内市場における環銭の流通量はあまりありません。

国内の古銭買取市場ではほぼ無価値のものとして扱われており、買取価格の平均相場は低いです。

古銭はコレクター人気のある稀少性の高い種類の場合、十万円単位の値や百万円単位の値で取引されることもあります。その点、環銭にそれを期待するのは困難といわざるを得ません。

ただし、海外の収集家からは人気が高いケースもあります。したがって買い手を日本人に限定しなければ、高価買取がまったく期待できないわけではありません。買取店を上手に選ぶことで、日本国内の平均相場より高く売れる可能性はあるでしょう。

【種類別】環銭(円銭)の買取相場・鑑定価値一覧

五銖銭(ごしゅせん)

五銖銭


As6022014 – As6022014が撮影, CC 表示 3.0, リンクによる

時代 紀元前141年
価値 B
相場 1,000~1万円
素材
画像出典 wiki「五銖銭」

紀元前141年からの漢の武帝時代に鋳造しはじめたのが五銖銭で、素材として銅が採用されており、表面に五銖の文字が刻まれているのが特徴です。

五銖の銖は重量のことで1銖はおよそ0.67グラムあります。円板の真ん中に四角い穴があいているのも特徴のひとつです。

618年から907年までの中国王朝である唐の初めの頃まで、非常に長いあいだ使われ続けた環銭として知られています。中国の歴史上、一番長く流通した貨幣ですが、買取相場はいくらぐらいなのでしょうか。

この点についてですが、10,000円未満での買取価格が提示される可能性が高いでしょう。安い場合には1,000円程度の値しかつかないことも珍しくないと思っておいたほうがいいです。

ここが注意

五銖銭は複製品が多く出回っているため、購入する際には気をつけなければいけません。

貨泉 王莽銭(かせんおうもうせん)

時代 紀元8年
価値 B
相場 100~1,000円
素材
画像出典 なし

紀元8年からの中国新王朝の頃に皇帝に君臨した王莽。この頃に鋳造しはじめた環銭が貨泉です。重さは5銖あります。五銖銭と同様に丸板の真ん中に四角い穴があいていますが、表面には貨泉の文字が刻印されているのが特徴の、銅製の環銭です。

日本では弥生時代にできたとされる遺跡から、貨泉が発見されたという報告もあります。非常に古い時代の環銭なのがこのことからもわかりますが、買取価格は安くなってしまうといわざるを得ないでしょう。

その理由としては、安価な銅が素材として使用されていることのほか、日本国内に貨泉のコレクターが少ないことが挙げられます。具体的な買取価格についてですが、1,000円未満が相場となっているのが現状です。

半両銭(はんりょうせん)

時代 不明
価値 B
相場 1,000~1万円
素材
画像出典 なし

秦の始皇帝の頃に鋳造しはじめた環銭が、半両銭です。両は重量の単位であり、従来の半分の重さでできているために半両銭と名づけられました。1両は24銖でその半分の重さのため、1枚12銖で大体8グラムの重さがあります。

銅製であることや、丸板の真ん中に四角い穴があいているのは、貨泉や五銖銭と変わりません。ただ半両銭には表面に半両の文字が刻印されている点に違いがあります。

日本国内の古銭買取市場の相場では、10,000円に満たない買取価格が提示されることになる場合が多いでしょう。

より安値で買い取るところだと、1,000円程度での査定額になる可能性も低くありません。また購入する際には多く出回っている複製品に注意が必要といえるでしょう。

環銭(円銭)を相場以上で高く売る方法と”注意点”

ポイントと書かれた紙を指差す

環銭の高価買取を実現するために非常に重要なのが、品の保存状態です。これは環銭に限らず、すべての古銭に当てはまることのため、所有している方は気をつけましょう。コレクション用のケースに入れて、保存状態の悪化を防ぐのが望ましいです。

買取店に売るとき、実際の買取価格は査定を受けることで決まります。査定で響く要素は主に以下の通りです。

  • 割れや欠け
  • 変色
  • 汚れ

保存状態は悪いほど買取価格は低くなります。今は多くの買取店がWebサイトを開設・運営していますが、そこで表示されている買取価格より安くなってしまうわけです。

なお、マイナス査定を嫌がって、自己流で汚れを取り除くなどのメンテナンスはしないのが賢明な判断です。自力できれいにしようとした結果、環銭に傷がついてしまうと、その傷が査定額を落とす原因になりかねません。

環銭はできるだけ手に入れたときのままの状態で新たな汚れや欠け、割れなどをつくらないように保存することが大切です。

ここがポイント古銭を多く持っている方は持ち運ぶときなどに古銭同士がぶつかり合って傷がつかないよう小分けにしておくと良いでしょう。

環銭(円銭)の鑑定・売却なら買取専門『バイセル』がおすすめ!

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同じ種類、状態の環銭でも、査定に出す買取店によって、提示される買取価格は異なります。

したがって複数の買取店の査定を受けることが、最高値での買取を実現するためのコツのひとつです。日本国内の平均相場に比べて同程度か、高くなりやすく、以下のようなお店が良いです。

  • 古銭の買取実績が豊富
  • プロの鑑定士が在籍している
  • 海外に販路を持っている

買取実績が豊富であったりプロの鑑定士がいたりする専門店であれば、古銭の適正な価値を見極めてくれます。また海外に販売ルートを持つお店であれば、日本国外で高価買取が実現するかもしれない環銭を売りたい方にとって好都合でしょう。

そこでおすすめなのが『バイセル』です。

バイセルなら最も正確かつ高値で買取が可能です。まだ売るかわからないけど「正確な値段だけ知りたい!」という方も利用できます。

もちろん、古銭買取を専門にした業者はバイセル以外にも全国に存在しています。その中から特に実績、買取価格、鑑定の正確さ、サービス対応にズバ抜けて優れた3社が以下になります。

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  • 自宅完結の出張査定あり(出張費・鑑定料無料)
  • 独自の販売ルートがあり高価買取可能(即日現金払い可)
  • 鑑定後のキャンセルも当然ながら無料
  • どんな状態(汚れや古いもの)でも無料査定
  • 依頼者が女性の場合は女性の査定員を指名可

挙げるとキリがないですが、正直なところ、古銭買取業者の中でここまで徹底したサービスをしているのはバイセルだけです。

もし、他店の方が買取・鑑定価格が高い場合、損をした気持ちになりますがバイセルなら「他店より1円でも安ければ全品返却」なので安心です。

「値段だけ知りたい!」でも問題なく対応してもらえます。古銭の価値が高騰している今だからこそ、鑑定してもらう価値があると思います。

お家に眠っている古銭があるなら、鑑定時期が遅れて損しないためにも、バイセルで正確な査定をしてもらいましょう。

まとめ

円銭

(画像出典:日本銀行金融研究所「中国貨幣の歴史」)

環銭や円銭を高く売却したいと望む方は、保存状態に気をつけつつ、海外への販売ルートを豊富に持つ、買取専門店の中から売却先を決めましょう。

査定だけでも無料のお店は多いため、どんどん依頼して高価買取してくれそうなところを探すことをおすすめします。

なお、売却方法としてネットオークションやフリマアプリもありますが、あまりおすすめはしません。理由は以下の通りです。

  • 入金などをめぐるトラブルが散見される
  • 査定のプロに頼めば高価買取が実現する可能性がある
  • 本当の価値を知らないまま安く手放すことにもなりかねない
  • 手数料や送料といった名目で費用がかかる

そのほか半両銭などと思われる貨幣が見つかったけれど、何なのかよくわからないような場合もあるでしょう。その場合でもまずは買取専門店のプロによる査定を受けてみることをおすすめします。

古銭の種類や複製品かどうか、買取価格にいたるまで、すべて把握できるためです。

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