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古銭を売りたいけど、いつ売ったらいいか分からないという人もいるでしょう。もしかしたらもう少し待った方が相場は高くなるかも、希少価値が高まるかもと思うかもしれません。
確かに古銭の価値はタイミングによって変動する事も多々あります。ですが、高くなるのを待っているうちに、さらに相場が下がってしまう事が多いのです。
そうなるとますます売るタイミングに困ってしまいますので、今すぐ売るのがベストと言われます。ここでは古銭の価値が上がるタイミングや高く売る方法をまとめています。
古銭の価値が上がるタイミングと時期
お持ちの古銭を手放すなら、少しでも高く買取してもらいたいものです。そのためには古銭の価値が上がるタイミングと時期をチェックしてみるといいでしょう。主なタイミング・時期としては以下の3つがあります。
【時期①】古銭ブーム
古銭のブームは定期的に起こるものです。その後ブームがおさまり、しばらく売るとまたブームがやってくるということを繰り返します。
ブームがおさまっている時には古銭の価値も下がってしまいますが、逆にブームがやってくると古銭を入手したい人が増えるため古銭の価値が上がります。
そのため、古銭を少しでも高く売るのであれば古銭ブームが来た時が望ましいです。ただし、取引価格はアップしても実際の買取額はそれほど上がらないこともあるので注意が必要です。
【時期②】オリンピックなどイベント開催の時期
オリンピックなどのイベントが開催される時にはそれを記念して記念コインなどが発行されます。
そういったイベントが開催されると、記念コインも注目され、さらに過去に開催されたイベントの記念コインも注目されるようになり、硬貨の価値がアップする可能性があります。
例えば2025年に大阪万博の開催が決定されました。それにともない1970年に開催された日本万国博覧会、通称大阪万博の記念硬貨を持っているのであれば、今後高くなる可能性はあります。
【時期③】景気のいい時代
今は長く続く不景気であり、庶民の生活も苦しい時期でもあります。
こういった景気が悪い時期だと趣味等に使うお金も限られてしまうため、買取額も高くなりにくいものです。その一方で景気が良くなってくると、どんなものでも需要が増えていきます。
古銭も例にもれず取引価格が上がっていくため、古銭の買取額も高くなる傾向にあります。ただ今は不景気ではありますが、同時に物価も上がっているため古銭の相場も上がる可能性もあるでしょう。
《結論》可能な限り早めに売却する方がお得
結論から言うと、古銭を高く売るためには可能な限り早めに売却するのが良いです。その理由としては以下のことが考えられます。
- 劣化により価値が下がってしまう
- 金貨等は金の価値が高い今がベスト
- コレクターの年齢が上がって、需要が衰退している
思い立ったが吉日という言葉があるように、実際は古銭を売りたいと思った時がベストなタイミングと言えます。
古銭は一部のプレミア価値のあるものを除き、急騰する事は少ないので状態の良い今が一番高く売れる可能性が高いのです。
時期に関係なく売れない古銭や価値のない古銭はある?
古銭といっても必ずしも価値があるというわけではなく、時期に関係なく売れない古銭や価値のない古銭もあります。主に以下の古銭は高価買取できないだけでなく買取されないこともあります。
業者選びが重要!穴銭やアルミ銭&スズ銭が買取対象外の業者もあり
古銭には業者によって買取ができないものもあります。例えば穴銭やアルミ銭&スズ銭は買取不可としている買取業者もあります。
穴銭とはその名の通り穴が開いた古銭で、アルミ銭はアルミ製、スズ銭は錫製の古銭です。これはこれらの古銭が必ずしも価値がないというわけではなく、中にはプレミアムな価値がある古銭もあります。
ただ業者によっては取り扱っていないというだけであり、価値がないので破棄してもいいというわけでもないので、しっかりと買取してくれる業者を選ぶことが重要です。
保存状態があまりにも悪すぎる古銭
古銭は発行された当時のまま保管されていれば非常に価値が高まります。ただ実際はどのように保管していたかによって状態は変わってきます。
単純に年式が古ければ古いほど劣化が進んでしまうもので、そのまま放置していると錆びたり欠けたりしてボロボロになるものです。そういった保存状態があまりにも悪すぎる古銭だと買取できない場合もあります。
現在お持ちの古銭でも保管方法が適切でないと、数年後には価値がなくなってしまう恐れもあるので保管に自信がない方は早めに売るのも1つの方法です。
流通量が多くて希少性が低い古銭&貨幣
古銭は古ければ古いほど価値があるとは言い切れません。いくら古いものでも世の中に広く出回っている古銭は価値が低いですし、逆に比較的新しい古銭でも流通量が少なく希少性が高い古銭&貨幣は買取額も高くなります。
例えば発行枚数が多く、広く流通していた古銭&貨幣だと希少性が低く買取額は高くならないのです。
古い古銭が比較的高く買取してもらえるのは、古いからというよりも古くて現存している枚数が少ないから価値が高まり高価買取できるというわけです。
古銭を高く売る方法と注意点
古銭を売る時にはできるだけ高く買取してもらいたいものです。そのためにはいくつかのポイントと注意点がありますので、以下のことをチェックしてみてください。
【ポイント①】古銭の買取業者で査定する
古銭を買取してくれる業者は数多くありますが、必ずしも古銭買取の知識や経験が豊富な業者ばかりとは限りません。古銭は数多くの種類がありますし、中には偽物もあります。
また古銭の状態によっても価値が異なりますので、それを正しく鑑定できる力が必要です。
古銭を正しく査定してもらうには、古銭の買取業者で査定してもらうことが重要です。そうすることで正しい価値がわかりますし、適正価格で買取してもらうことができます。
【ポイント②】古銭をきれいにしようとへたに手入れをしない
古銭は保存状態が良いと価値が高くなります。ですが保存状態が良いイコール古銭がきれいに磨かれているというわけではないのです。
古銭をきれいにしようと、洗ったり磨いたりする人もいるのですが、こういった手入れをすることで古銭の表面を傷つけてしまう事になり、価値が下がってしまいます。
そもそもその錆やキズ、汚れ自体を好むコレクターもいるのです。ですので、劣化を防ぐために適切に保管しておくことは大切ですが、手入れをしてきれいにする必要はありません。
【ポイント③】鑑定書や専用ケースなど付属品があれば一緒に付ける
古銭は鑑定書や専用ケースなどの付属品が付いていることもあります。こういった付属品自体は単体では価値がないものですが、古銭と一緒に付けることで古銭の価値が証明されることになり買取額アップの可能性が出てきます。
買取業者は古銭単体でも見極めできるケースも多いのですが、それでも難しいケースがほとんどです。中にはそういった証明がないために買取できない場合もあります。
ですので、もし入手した際に鑑定書や専用ケースがあれば大切に保管しておきましょう。
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まとめ
このように古銭は売るタイミングや時期によっても買取額は変動することがありますし、また保管状態によっても変わってきます。これからも大切に保有し続けるのであれば、適切な方法で保管する事をおすすめします。
もし保管に自信がないのであれば、早めに売るのも1つの方法です。ただその際には、古銭の価値がわかる買取業者に査定してもらうことが重要です。
また1社だけでなく複数の買取業者に査定してもらうことで、古銭の価値がわかりますし、高く買取してくれる業者がみつかります。