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2000円札は2000年に発行が開始された日本銀行券です。最近は見かけることが少なくなったこともあり、珍しく思う人も少なくないでしょう。また、記念紙幣と勘違いしている方もいるようです。
そのため、もしかして買取価値が高くなっているのではと思う人もいるのではないでしょうか。ここでは2000円札の特徴や買取価値についてまとめています。
また、特に高価で買取されている2000円札の特徴も紹介しているので、もし2000円札があるなら確認してみてください。
2000円札(二千円札)とは?


Eclipse2009, Public domain, via Wikimedia Commons
2000円札とは、2000年の沖縄サミットを記念し、またその年が2000年というミレニアムなタイミングということから当時の小渕恵三総理大臣の発案で発行された紙幣です。


他の紙幣に比べて最近は滅多に見ることがなくなったため記念紙幣と思われがちですが、現在でも流通している通常の日本銀行券です。
そのため、今でも普通に使用できますが、発行開始当初に比べると真新しさはなく、逆に使いにくいとしてあまり流通しなくなりました。ですが、今でも銀行に保管されていれば両替化は可能です。
【最新版】2000円札の買取相場価格と鑑定価値一覧≪画像付き≫
2000円札が発行開始されたのは2000年で、約20年も前になります。そして最近はめっきり見かけることもなくなったため、発見したら珍しいという感覚もあるでしょう。
ここでは2000円札の買取相場と鑑定価値についてまとめています。
【2000円札】鑑定価値と買取相場価格


Eclipse2009, Public domain, via Wikimedia Commons
時代 | 2000年〜 |
---|---|
価値 | D |
相場 | 額面 |
素材 | 紙 |
画像出典 | wiki「二千円紙幣」 |
2000円札は一時期はかなり流通していて、頻繁に見かけることも多かったですし、実際に利用したことのある方も少なくないでしょう。
ただ、今となっては見かけることも少なくなってきたため鑑定価値も高くなったのではと思われがちです。ですが、実際は現在も発行されている貨幣であり、銀行によっては2000円札への両替もできます。
古銭などは未使用品やピン札などの状態の良いものであれば、価値が数倍から数十倍になることもありますが、2000円札は額面通りの価値しか望めません。
そのため、紙幣の状態がどうであれ買取価格は額面通りとなります。ただ、稀に希少性の高い2000円札もあるので、一概に額面通りの価値しかないとも言い切れないところもあるのです。
高価買取される2000円札の『2つの特徴』
ほとんどの2000円札は額面通りの価値しかありません。ですが、以下の2つの特徴がある2000円札に限り、高値で買取されることもあるのでチェックしてみてください。
【特徴1】エラープリントされた2000円札
高価買取される傾向にある2000円札の種類としては、エラープリントされた2000円札があります。エラーの紙幣や貨幣は昔から非常に多くありますが、2000円札が製造された2000年にはほとんどエラーはなくなっています
ただ、それでも実際はエラープリントはいくつかあり、特に代表的なものとしてはJL券2000円札と呼ばれるものがあります。
紙幣はそれぞれ記番号が上下にプリントされており、当然その番号は上下で同じ記番号となっています。
ですが、JL券2000円札は、左上の記番号がJから始まっているのに対して、右下の記番号はLから始まっているのです。このJL2000円札は紙幣の状態によっても価値が変わりますが、だいたい5万円から10万円くらいで取引されています。
【特徴2】記番号が統一&希少性のある2000円札
これは2000円札に限ったことではありませんが、記番号が希少性のあるものだと高値で取引されます。例えば以下のようなケースです。
数字がゾロ目 | 111111・333333・777777など |
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数字がキリ番 | 000001・100000・など |
数字が上がり番号 | 123456・567890など |
開始記番号 | A○○○○○○A |
サンドイッチ番号 | B○○○○○○B・ZZ○○○○○○Zなど |
また、特に価値が高いものとしては以下のようなものがあります。
- 777777のゾロ目
- 000001のキリ番
- A000100A未満
中にはこれらの条件が重なっている2000円札もあります。例えば、ゾロ目やキリ番、上がり番号とサンドイッチ番号が重なったA777777AやZZ000001Z、B123456Bなどはより高価で取引されるでしょう。
その額は単独の条件で10万円ほど、条件が重なれば数十万円になるともいわれています。
まとめ
このように2000円札は、現在でも流通している紙幣であり発行もされている紙幣です。また、銀行によっては2000円札への両替も可能なため、2000円札そのものの価値はピン札であろうと額面通りになってしまいます。
ただ、稀にエラー紙幣もありますし、珍しい記番号の2000円札もありますので、そういう2000円札なら高値で取引されています。
ただ、買取額に関しては古銭買取業者によって異なりますし、現行紙幣は買取しない業者もあるので、業者選びは重要です。