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古銭買取の中でも高値をつけるのが金貨です。日本国内でも国際的なイベントがあった時には発行されていますが、実は海外でも金貨は発行されています。
この海外の金貨の中でも、有名なのがバッファロー金貨でしょう。バッファロー金貨はアメリカが発行している金貨で、いわゆる地金型金貨と呼ばれるものです。
このバッファロー金貨を買取してもらう場合、どの程度の買取価格になるのでしょうか。詳しく調べてみました。
バッファロー金貨とはどんな金貨なのか
では最初にバッファロー金貨について確認しておきます。2006年から毎年アメリカで発行されている金貨です。比較的に新しい部類に入るものですが、デザイン性が良いことから評価されています。
またもう1つのポイントが純金であることです。アメリカではイーグル金貨も発行されているのですが、こちらは純金ではありません。バッファロー金貨がアメリカで初となる純金の金貨なのです。
- 地金型金貨の1つ
- 重量で4つの種類にわけられている
- コレクション用のプルーフ金貨もある
などの特徴を持っています。地金型金貨というのは、端的にお伝えすると投資用という意味です。プルーフ金貨はコレクション専用となっているもので、地金型金貨とはデザインが異なっています。
- 表面のデザインであるネイティブ・アメリカンの首元にwの刻印がある
- 鏡面仕上げになっている
といった特徴も持っています。このプルーフ金貨である場合、同じバッファロー金貨でも希少価値が高くなるので、最初に確認をしておくといいでしょう。
【全4種類】バッファロー金貨の買取価格・鑑定価値《平均相場一覧》
では重量別に4種類あるバッファロー金貨の買取価格は、どの程度になるのでしょうか。基本的に重くなるほど価値が高くなっていくものですが、どのような部分が評価されるのかも含めて確認していきます。
①【1/10オンス】鑑定価値と買取相場価格
時代 | 2006年~ |
---|---|
価値 | C |
相場 | 時価 |
素材 | 金 |
画像出典 | 不明 |
②【1/4オンス】鑑定価値と買取相場価格
時代 | 2006年~ |
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価値 | C |
相場 | 時価 |
素材 | 金 |
画像出典 | 不明 |
③【1/2オンス】鑑定価値と買取相場価格
時代 | 2006年~ |
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価値 | C |
相場 | 時価 |
素材 | 金 |
画像出典 | 不明 |
④【1オンス】鑑定価値と買取相場価格
時代 | 2006年~ |
---|---|
価値 | C |
相場 | 時価 |
素材 | 金 |
画像出典 | 不明 |
バッファロー金貨以外の地金型金貨
バッファロー金貨の買取価格を確認しました。しかし前述したように日本や他の国でも金貨を発行しています。それらの金貨は、どのような評価をされているのでしょうか。簡単な説明もつけて見ていきます。
① アメリカの「イーグル金貨」
時代 | 昭和時代/1986年 |
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価値 | B |
相場 | 100,000~499,999円 |
素材 | 金 |
画像出典 | 不明 |
イーグル金貨はアメリカが発行する代表的な地金型金貨です。アメリカの国章にもデザインされているワシが描かれていることから、イーグル金貨と呼ばれます。
- K22の純度である
- 長い歴史を持っている金貨である
- 重量別に4つの種類がある
最初に発行されたのは1795年のことです。製造が中断された時期もありますが、デザインの変更をしながら、現在でも発行されています。非常に人気の高い金貨で、安定して売ることができるでしょう。
② オーストラリアの「カンガルー金貨」
時代 | 1986年~ |
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価値 | B |
相場 | 24万円から26万円 |
素材 | 金 |
画像出典 | 不明 |
オーストラリアで発行されている地金型金貨がカンガルー金貨です。表面にはエリザベス女王2世がデザインされ、裏にカンガルーが描かれています。
- 毎年カンガルーのデザインが変わる
- 世界3大金貨の1つ
- ナゲットと呼ばれている
世界的に有名な金貨の1つです。海外ではナゲットと呼ばれています。自然の金塊を型押しして作られていたからです。このカンガルー金貨も買取されやすい逸品でしょう。
③ イギリスの「ブリタニア金貨」
時代 | 1987年 |
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価値 | B |
相場 | 100,000円 |
素材 | 金 |
画像出典 | 不明 |
イギリスが発行する地金型金貨がブリタニア金貨となります。表にはエリザベス女王2世の横顔で、裏にはブリタニア女神がデザインされているものです。
- K22の純度である
- 1987年から発行されている
- 重量別に4つの種類がある
K24の純金で作られた金貨は柔らかいことから、キズがつきやすいのです。しかし銀や銅を配合してあるK22は、耐久性が高いのが特徴になっています。
④ カナダの「メイプルリーフ金貨」
時代 | 1979年 |
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価値 | B |
相場 | 6,000円~100,000円 |
素材 | 金 |
画像出典 | wiki「メイプルリーフ金貨」 |
世界で最も流通している金貨が、カナダのメイプルリーフ金貨でしょう。カナダの国旗にも描かれている、サトウカエデの葉がデザインされています。
- 世界的に信用できる金貨である
- 重量別に5種類がある
- 投資目的ならメイプルリーフ金貨がおすすめ
流通量が多い金貨ですので、急に売れなくなるということはほぼありません。安定して高値をつけていることから、投資目的ならメイプルリーフ金貨がおすすめです。
⑤ オーストリアの「ウィーン金貨」
時代 | 1989年 |
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価値 | B |
相場 | 130,000円前後 |
素材 | 金 |
画像出典 | 不明 |
オーストリアが発行する地金型金貨がウィーン金貨です。音楽の都という異名があることから、デザインには様々な楽器が採用されています。
- 世界3大金貨の1つであるため人気が高い
- K24の純度である
- 重量別に5種類が発行されている
といった特徴があります。世界的に有名な金貨であり、非常に高い人気があります。そのため買取市場でも売りやすい金貨だと言えるでしょう。
⑥ 中国の「パンダ金貨」
時代 | 1982年 |
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価値 | C |
相場 | 100,000~ |
素材 | 金 |
画像出典 | ウルトラバイヤー |
中国で作られている金貨で有名なのがパンダ金貨でしょう。ジャイアントパンダがデザインされています。
- パンダのデザインが毎年違っている
- 主に流通している種類は5種類
- コレクターが多い
パンダ金貨の特徴は、毎年デザインが違うことです。そのためパンダ金貨をコレクションしている人も少なくありません。すべての種類が揃っているのなら、買取でも高値がつきやすいでしょう。
⑦ 南アフリカ共和国の「クルーガーランド金貨」
時代 | 1892年~1900年 |
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価値 | C |
相場 | 15000円(22金相場×重量) |
素材 | 金 |
画像出典 | 不明 |
世界で最も歴史のある金貨として有名なのが、南アフリカのクルーガーランド金貨でしょう。スプリングボックという鹿に似た動物がデザインされています。
- かつては世界で最も流通していた金貨である
- 純度はK22
- 重量別に4つの種類がある
かつては最も流通していた金貨ですが、政治上の問題から南アフリカ製品がボイコットされたため、その立場をメイプルリーフ金貨に奪われてしまった歴史があります。
バッファロー金貨を売買相場より高く売るなら『バイセル』
まとめ
バッファロー金貨についての情報をまとめてみました。アメリカが発行している金貨の1つで、純度がK24であるのが特徴です。
アメリカ初となる純金の金貨であることから、高く評価されています。アメリカにはイーグル金貨もありますが、純度が違うためにバッファロー金貨が買取では高値をつけやすくなるのです。
ただし純金は非常に柔らかいため、摩耗やキズがつかないように保管しておく必要があるでしょう。
繰り返しになりますが、バッファロー金貨を売却する場合は買取相場を熟知し、鑑定力がない買取業者だと安く買い叩かれてしまいます。当編集部では人気の古銭買取店20社以上比較し、以下の記事ではランキング5社に厳選しました。売却前には必ずご覧ください。
バッファロー金貨以外の海外金貨・硬貨一覧 平均買取相場まとめ |
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海外金貨・硬貨一覧 | 平均買取相場 |
ヴァージン諸島硬貨・記念コイン | 500円~7万円 |
アメリカ金貨 | 1円~50万円 |
カナダ金貨 | 6000円~10万円 |