【伊藤博文千円札】買取価格いくら？鑑定価値＆査定相場《全2種類》

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家を掃除していたら伊藤博文が描かれた千円札が出てきたということは十分考えられます。伊藤博文千円札は40年ほど前までは現行紙幣として使われていましたから、40代以上の人なら使ったことがあるはずです。

伊藤博文千円札は発行時期や紙幣の状態などによっては、額面以上で買取してもらえる可能性があります。

ここでは伊藤博文千円札の特徴や実際にどんな紙幣だと買取額が高くなるのかを解説しているのでチェックしてみてください。

▼【画像付】伊藤博文千円札の買取相場一覧▼

【早見表】伊藤博文千円札の販売･売買価格《まとめ》

伊藤博文千円札
販売店名	販売価格(参考)
Amazon	不明
楽天	不明
ヤフオク	不明
メルカリ	不明

【全2種類】伊藤博文千円札の買取相場価格と鑑定価値一覧《画像付き》

①【伊藤博文1,000円札(前期)】鑑定価値と買取相場価格

時代	1963年～1976年
価値	D
相場	額面通り
素材	紙幣
画像出典	wiki「千円紙幣」

伊藤博文1,000円札は正式名称を日本銀行券C号千円券といいます。前期の伊藤博文1,000円札は記番号の色が黒色となっており、アルファベットも発行時期により一桁と二桁があります。

• 発行年から発行停止年：1963年から1976年
• サイズ：76×164mm
• 表図柄：伊藤博文
• 裏図柄：日本銀行本店本館
• 買取相場：1,000円から3,000円

前期の伊藤博文1,000円札で最も鑑定価値が高いのが初期に発行されたアルファベット一桁のもので、並品でも1,500円になることもあります。また美品となれば3,000円、もし未使用品であれば8,000円近くで買取されることもあります。

【種類別】伊藤博文1,000円札(前期) 平均買取相場
種類別	並品	美品(未使用含む)
アルファベット一桁	1000円～1500円	1500円～5000円
アルファベット二桁	1000円	1000円

②【伊藤博文1,000円札(後期)】鑑定価値と買取相場価格

時代	1976年～1986年
価値	D
相場	額面通り
素材	紙幣
画像出典	wiki「千円紙幣」

伊藤博文1000円札は黒色の記番号がすべて使い果たしたため、1976年から青色に変わっています。それが後期の伊藤博文1,000円札で、発行時期によってアルファベットが一桁と二桁があります。

• 発行年から発行停止年：1976年から1986年
• サイズ：76×164mm
• 表図柄：伊藤博文
• 裏図柄：日本銀行本店本館
• 買取相場：1,000円から1,500円

後期の伊藤博文1,000円札はほとんどが額面通りの価値しかありません。ただ後期でも初めに作られたアルファベット一桁のものであれば、状態が良ければ1,500円程度での買取が可能です。

【種類別】伊藤博文1,000円札(後期) 平均買取相場
種類別	並品	美品(未使用含む)
アルファベット一桁	1000円	1000円～1500円
アルファベット二桁	1000円	1000円

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プレミア価格がつく伊藤博文千円札の『4つの特徴』

伊藤博文千円札はほとんど額面通りかわずかに価格がアップする程度です。ですがその中でもプレミア価格がつく伊藤博文千円札も存在します。ここではプレミア価格がつく伊藤博文千円札の4つの特徴についてまとめています。

【特徴1】帯付きのお札

伊藤博文千円札は未使用品であれば額面以上の価値がつくことがありますが、それがもし帯付きのお札であればさらにプレミア価格まで跳ね上がることもあります。帯付きのお札とは100枚の束になった紙幣で帯封がついているものです。

額面上は10万円分となりますが、帯付きのままだとそれよりも高く買取されます。未使用品の証明でもありますし、実際に前期でアルファベット一桁だとそれだけで1枚あたり3,000円以上ですから、かなりのプレミアがつくでしょう。

【特徴2】連番やぞろ目の珍しい番号

伊藤博文千円札にはそれぞれ6桁の数字とその数字の前後にアルファベットの記号がついています。この数字が珍しい番号の場合、プレミア価格がつきます。例えば以下のような番号になります。

• 000001や000009などのような一桁の番号
• 123456や456789などの連番
• 111111や888888などのぞろ目の番号
• 100000や500000などのキリのいい番号

これらの珍しい番号でしかも同じアルファベットで挟まれていたりすると、さらに買取価格は跳ね上がります。それがもし状態も良ければ驚くような価格になるかもしれません。

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【特徴3】福耳つき・裁断ずれ

プレミア価格がつく伊藤博文千円札としては、福耳がついていたり裁断ずれがあった場合です。伊藤博文千円札は大蔵省印刷局にて製造されていますが、製造方法は一枚の大きな紙に何枚も印刷しそれをまとめて裁断して紙幣の大きさになります。

この裁断の際に何らかの原因で裁断ミスが起こることが稀にあります。福耳とは紙幣の裁断がうまくいかずに、切れ端が付いたままになってしまった紙幣です。また紙幣サイズは同じでも印刷がずれたようになったものもありそれが裁断ずれというものです。

現在ほどではないとはいっても当時でも裁断技術は高いですから、福耳つきや裁断ずれなどは滅多に出てきません。しかも製造の段階で発見されれば省かれてしまうので、市場に出回ることもなくだからこそプレミア価格がつくというわけです。

【特徴4】エラープリント

プレミア価格がつく伊藤博文千円札としてはエラープリントがあります。エラープリントとは、こちらも紙幣の製造段階でのトラブルで発生した紙幣で、正常に印刷されていない紙幣のことを言います。例えば以下のような紙幣がエラープリントとなります。

• 印刷のズレ
• 印刷のダブり
• 裏写り

昔であれば一方向に裏と表のプリントがされている裏写りなどが存在しましたが、印刷技術が高くなった今はほとんどありません。あるとすれば印刷ズレなどですが、素人ではそれが気付かない場合もあります。

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《予備知識》伊藤博文1,000円札とは？

伊藤博文1,000円札は1963年に発行された日本銀行券C号券の千円券となります。40年ほど前まではこの千円札が使われていましたし、かなりの発行枚数ともなったため、見たことがある人は多いはずで、もしかすると家の中を片付けていたら出てくるかもしれません。

伊藤博文1,000円札は1950年から発行された日本銀行券C号券千円券、俗にいう聖徳太子1,000円札が偽造が多発したことにより、新たに発行された紙幣となっています。

今の紙幣にも透かしが入っていますが、透かしのデザインは紙幣に描かれている肖像画と同じです。ですが伊藤博文1,000円札の透かしは肖像画と同じ伊藤博文ではありますが、伊藤博文の横顔になっている珍しい紙幣です。

伊藤博文千円札の鑑定･売却なら買取専門『福ちゃん』がおすすめ

まとめ

伊藤博文千円札は実際に持っている人も少なくない紙幣です。ただ保管しているだけだと状態はどんどん悪化してしまい、価値がほとんどなくなってしまう場合もあります。

まだ価値がないからと思う人もいますが、紙幣によっては驚くような価格がつくこともあるのです。

【全種類】伊藤博文千円札一覧 平均買取相場まとめ
種類一覧	平均買取相場
アルファベット一桁(前期)	1000円～5000円
アルファベット二桁(前期)	1000円
アルファベット一桁(後期)	1000円～1500円
アルファベット二桁(後期)	1000円

もし適切に保管する自信がない人は、状態が良いうちに伊藤博文千円札を売却するのも1つの方法です。

ただ売却する際には適切な鑑定をしてくれる信頼できる古銭買取専門店に依頼するといいでしょう。

伊藤博文千円札以外の現代貨幣一覧 平均買取相場まとめ
現代貨幣一覧	平均買取相場
ギザ十	10円～6万円
エラーコイン	2000円～20万円
旧千円札	1000円～25万円
夏目漱石1000円札	～1000円
伊藤博文千円札	～1000円
聖徳太子千円札	1000円～5000円
2000円札(二千円札)	～2000円
旧5千円札	5000円～8000円
聖徳太子5000円札	5000円～8000円
新渡戸稲造5,000円札	～5000円
樋口一葉5000円札	～5000円
旧1万円札	1万円～50万円
聖徳太子1万円札	～1万円
福沢諭吉1万円札	～1万円
日本銀行券A･B号	10円～5000円
日本銀行券C･D･E号	500円～1万円
【令和発行】新紙幣･硬貨	500円～1万円
プレミア硬貨	20円～4000円
プレミア紙幣	1000円～1万円
価値が高い10円玉	10円～数万円
ゾロ目お札	1万5000円～13万円