【保存版】旧5千円札の価値は?買取価格&平均相場《全2種類まとめ》

日本銀行は1885年に初めて銀行券を発行し、これまでに合計で53種類ものお札を発行しています。既に発行されなくなった銀行券の種類は数多く、現在も有効な銀行券は全体の半分以下となる22種類しかありません。
失効した銀行券はお札としての役割こそ終えていますが、今でも希少価値に応じた金額で取引されていることをご存知でしょうか?もちろん有効券であったとしても、希少価値が高いお札は同様に古銭の取引対象として扱われています。
古銭の取引で旧5千円札を売りたいのなら、前もって旧5千円札の特徴と買取相場のほか、額面以上の買取価格になる条件を把握しておきましょう。

旧5千円札 鑑定・買取・売却ならこの方法がおすすめ |
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買取方法 | 鑑定の正確さ | 高価買取 | 対応地域 |
リサイクルショップ | △ | × | 店舗周辺 |
金券ショップ | △ | △ | 店舗周辺 |
古銭買取専門店 | ◎ | ◎ | 全国対応 |
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旧5千円札とはどんな貨幣?今でも使えるの?

額面5,000円の日本銀行券を5千円札と呼び、2004年から現在まで発行中の5千円札は、樋口一葉の肖像画が採用されたE号券です。
2024年度には肖像画が津田梅子になっている新紙幣の発行予定もありますが、古銭の旧5千円札においては以下の2種類が当てはまります。
- 肖像画が聖徳太子のC号券
- 肖像画が新渡戸稲造のD号券
旧5千円札のC号券とD号券はどちらも有効券に数えられるため、銀行での両替を望めますし、お金としても問題なく役立てることが可能です。
1957年10月に発行が開始されたC号券は、当時の大学初任給と比べて高額紙幣でしたが、最終的な流通量は非常に多いことが知られています。

【全2種類】旧5千円札の買取相場価格と鑑定価値一覧≪画像付き≫
①【旧5千円札(聖徳太子)】鑑定価値と買取相場価格
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時代 | 1957年~1986年 |
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価値 | D | |
相場 | 5,000円~8,000円 | |
素材 | 紙幣 | |
画像出典 | wiki「五千円紙幣」 |
1986年1月4日が支払停止日のC号券は、表面の肖像画が聖徳太子で裏面の図柄が日本銀行とライオンの旧5千円札です。E号券やD号券と比べて寸法が少し大きい特徴を持ち、古銭の取引では聖徳太子5千円札とも称されています。
旧5千円札のC号券を見かける機会は多くありませんが、現行紙幣に数えられますし、鑑定価値は額面からなかなか変わりません。
記番号の頭部分がアルファベット1桁の場合には、未使用品で買取相場8,000円ほどになり、状態が悪ければ額面に相当します。
②【旧5千円札(新渡戸稲造)】鑑定価値と買取相場価格
![]() |
時代 | 1984年~2007年 |
---|---|---|
価値 | D | |
相場 | 5,000円 | |
素材 | 紙幣 | |
画像出典 | wiki「五千円紙幣」 |
2007年4月2日が支払停止日のD号券は、表面の肖像画が新渡戸稲造で裏面の図柄が逆さ富士の旧5千円札です。初期の記番号は黒色でしたが、1993年に記番号が褐色へと変更された特徴を備え、額面と透かしも独特な配置になっています。
旧5千円札のD号券は古銭の取引で新渡戸稲造5千円札とも呼ばれるものの、その鑑定価値は未使用品であっても額面を上回ることはほぼありません。
記番号が黒色のアルファベット1桁でも買取相場は動かず、旧5千円札のD号券で高額買取を目指すときには希少価値の有無が問われます。ちなみにお札の肖像で眼鏡をかけている人は、旧5千円札の新渡戸稲造と旧50円札の高橋是清しかいません。
旧5千円札が額面以上の買取価格になる『2つの条件』
流通量がそもそも多い旧5千円札は、未使用品や準未使用と判断されても、額面以上の買取価格を見込みにくい古銭になります。
古銭の旧5千円札で額面を超える買取価格を実現するのなら、製造エラーや珍しい記番号といった条件を満たしていることが欠かせません。
【条件1】製造エラーが起きている
古銭の旧5千円札においては、ごく稀に製造エラーが起きていて、結果として以下のようなエラー紙幣が発行されています。
- 紙幣の角にカットされていない余分な紙が残っている
- 印刷ミスで図柄の一部が空白になっている
- 印刷された透かしや図柄の配置がズレている
- 紙幣に記載されたアルファベットや数字が表と裏で全く異なる
製造エラーが生じている旧5千円札は銀行券の不良品ですが、日本銀行の製造は非常に精巧なため、これらは古銭であってもほとんど見つかっていません。
総じて通常の旧5千円札よりも製造エラーの旧5千円札は希少価値が高く、新渡戸稲造5千円札でも買取相場は5万円から10万円ほどになったりします。
聖徳太子5千円札なら10万円以上の買取価格も想定されますから、手元の旧5千円札に製造エラーがあるかどうかをチェックしてみましょう。
【条件2】珍しい記番号
旧5千円札を含む銀行券には、アルファベットと数字を組み合わせた記番号が記載されています。

記番号は銀行券のシリアルナンバーになりますが、同じ記番号の銀行券も存在するので注意してください。
銀行券の記番号は基本的に8桁から9桁であって、記番号の先頭と後ろにはアルファベットが使われています。
アルファベットにはIやOは使用されず、このようなアルファベットは製造工場を示し、上限まで発行が進むと記番号の色は変わります。記番号の配列が以下のいずれかに該当する場合には、旧5千円札の高額買取を見込めるでしょう。
- 先頭と後ろのアルファベットが同じアルファベットで揃っている
- 数字がゾロ目やキリ番のほか、連番になっている
- 数字が左右対称や初期番号になっている
- 同じアルファベットの組み合わせと珍しい数字の配列が同時に存在している
旧5千円札の記番号が珍しい場合には、買取相場は10万円以上になり、珍しい記番号の組み合わせが重なると買取価格は数十万円ほどにまで高まります。
旧5千円札を買取査定に出す際に注意する『2つのポイント』
古銭の旧5千円札を買取査定に出す際には、どのようなポイントに注意を払うべきなのでしょうか?買取査定で不利にならないための方法を押さえたうえで、買取査定を依頼するときに選びたい専門業者とその理由を確かめてみましょう。
1.きれいな状態で買取査定に出す
古銭の種類によっては汚れたままの買取査定が望ましく、汚れた古銭に手を加えると歴史的価値などが損なわれたりします。とはいえ、古銭の旧5千円札で高額査定を引き出したいのなら、きれいな状態で買取査定に出すことが絶対条件としてあげられます。
価値ある旧5千円札を見つけたときには、以下の内容をしっかり守って古銭の状態悪化を防がなくてはいけません。
- 素手のままで触らない
- 折り目や汚れをつけない
- 保管場所を慎重に見極める
- 放置せずに状態を定期的にチェックする
- 消しゴムや洗剤を使用しない
古銭の鑑定価値を下げたくないのであれば、素手で触れないように注意しつつ、折り目や汚れがつかないように保管方法を整えてください。
旧5千円札に汚れやシミが付着している場合には、悪化の防止を優先し、安易に消しゴムや洗剤を使わないことが大切です。
2.古銭買取専門業者に依頼する
旧5千円札の鑑定は難しく、価値を把握していない業者に買取査定を任せると買い叩かれる可能性があり得ます。
特に製造エラーの旧5千円札は買取相場が変動しますので、リサイクルショップなどで売却せず、古銭買取専門業者に買取査定を依頼しましょう。
古銭買取専門業者は日本全国に点在するものの、店舗買取を行いやすいのは大都市圏の古銭買取専門業者になります。フォローなどサービス内容には違いも出ていますから、複数の古銭買取専門業者に買取査定を申し込んでみるのも選択肢のひとつです。
旧5千円札を高く売るなら”買取専門店『バイセル』がおすすめ!
旧5千円札を売るなら、バイセルに任せてください。先述したように、適正な価格で買取をしてくれるからです。中には、コレクターとのつながりがあり、相場以上で買取をしてくれることもあります。
銀行でも引き取りをしてくれますが、額面通りにしかならないのでお勧めはできないです。
バイセルなら最も正確かつ高値で買取が可能です。まだ売るかわからないけど「正確な値段だけ知りたい!」という方も利用できます。
もちろん、古銭買取を専門にした業者はバイセル以外にも全国に存在しています。その中から特に実績、買取価格、鑑定の正確さ、サービス対応にズバ抜けて優れた3社が以下になります。
バイセル | 買取プレミアム | 福ちゃん | |
---|---|---|---|
鑑定実績 | ◎ | ○ | △ |
査定額の高さ | ◎ | ◎ | ○ |
利用者の満足度 | ○ | ○ | △ |
出張費・鑑定料 | 無料 | 無料 | 無料 |
買取方法 | 出張・宅配・持込 | 出張・宅配・持込 | 出張・宅配・持込 |
対応地域 | 全国 | 全国 | 全国 |
公式サイト | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら![]() |
中でも圧倒的な実績数を誇る「バイセル」がおすすめです。当サイトからの申し込み、問い合わせも一番多いです。
- プロの査定員を全国各地に配置(即日対応)
- 自宅完結の出張査定あり(出張費・鑑定料無料)
- 独自の販売ルートがあり高価買取可能(即日現金払い可)
- 鑑定後のキャンセルも当然ながら無料
- どんな状態(汚れや古いもの)でも無料査定
- 依頼者が女性の場合は女性の査定員を指名可
挙げるとキリがないですが、正直なところ、古銭買取業者の中でここまで徹底したサービスをしているのはバイセルだけです。
もし、他店の方が買取・鑑定価格が高い場合、損をした気持ちになりますがバイセルなら「他店より1円でも安ければ全品返却」なので安心です。
「値段だけ知りたい!」でも問題なく対応してもらえます。古銭や紙幣の価値が高騰している今だからこそ、鑑定してもらう価値があると思います。
お家に眠っている古銭・紙幣があるなら、鑑定時期が遅れて損しないためにも、バイセルで正確な査定をしてもらいましょう。
まとめ
額面5,000円の5千円札はこれまで3種類発行され、聖徳太子5千円札と新渡戸稲造5千円札は古銭の旧5千円札になっています。
流通量の多い旧5千円札はどちらも買取相場が額面に近い有効券ですが、製造エラーや珍しい記番号の旧5千円札なら高額買取も夢ではありません。
ただし、旧5千円札で10万円以上の買取価格を実現したい場合には、汚れた旧5千円札ではなくきれいな新札を買取査定に出すことが不可欠です。
価値が高い古銭でも売却先を間違えると買い叩かれますから、旧5千円札を売るときには古銭買取専門業者を選びましょう。